ノスケが風邪をひいた。今回は、どうやら胃腸風邪らしい。
体調を崩したときに、彼は一番困るらしい。どんな時に自分は休養すべきか?どの位で判断すべきか?
保育園に通っていた頃の習慣は、今も続いていて。ノスケは大学生になった今も、毎朝必ず検温するのである。
ピピッピピッ♩…( ̄◇ ̄;)あ。
平熱が35度あるか無いかのノスケは、36度の半ばを超えるとダルイらしい。ダルイんだけど、まだ大した高熱でもなくて、じゃあ何度になったらお休みするの???と。彼は悩むのである。
幼児期から呼吸器系の弱い彼は、頻繁に肺炎を起こした。微熱だ、大丈夫であろ。そう思い登校させれば、夕方には迎えに行くハメに。その頃には39度を超えてレントゲンは真っ白だった。
ノスケとこう決めた。37度を超えたらお休みしよう。学校で具合が悪くなったら、保健室で検温すること。あと、頭が痛い時も検温。
ノスケ自身は「~ねばならない」の人だから、混乱するのだ。
学校は行かねばならない。
僕は行かねばならない。
今日は37度を超えた。
休まねばならない。
…どうすればならない??
『バカたれー!だったら休めばイイだろうが!熱あるなら!』と思うそこのあなたは。間違いありません。発達障害ではナイですから(笑)もちろん、meもそう思う。
でも、これが。ノスケが出来ないことなのだ。
従って、毎回確認に来た。
ノスケ:母さん。37.2なんですけど…( ̄◇ ̄;)
そっか。どうしようか?
ノスケ:えっと…。あの、休むべきかどうか…( ̄◇ ̄;)
うん、ノスケはどうしたいの?
ノスケ:…。…。…あのう…休んだ方がいいと思うので、休もうと思います。
わかったよ。学校に連絡しましょうか?
ノスケ:はい。よろしくお願いします( ̄◇ ̄;)
同じことは、外出先で友人たちに「ねぇノスケ!このまま~に遊びに行こうよ!」といきなり予定変更されるときも。
ノスケからメール。
『今から~へ行こうと言われたのだけど』
どうしたいの?
『行こうと思います』
そうね。気をつけて行ってらっしゃーい♩
『はい。』
確認は少しづつ少しづつ簡略化されていった。
検温はするが、熱の報告はなくなった。代わりに「今日は休もうかな」と、始めから自分の決めた意思を伝えてくるようになった。
大学生になった今、更に行動範囲は広がり。朝、「今日は遅くなると思うから、夕飯は準備しないでいいよ」と言うだけで、どうしようかと尋ねてくることが無くなった。
そして昨日。
ノスケ:今日は学校休んじゃった。熱あったし、お腹の具合が悪かったし( ̄◇ ̄;)
ノスケ、初めての『事後報告』。
ダンナさんには、一度だけ「今日はお腹の具合が悪いんだ」とメールが来たらしいが。ダンナさんは「ふーん」と返したきりだったそうな。
ノスケは「自分で決めて自分で行動した」。これは大いなる一歩。
強迫からの、一歩☆