となりのクサ子♩ | マイペースで歩こう☆

マイペースで歩こう☆

ノスケから⇒全ての発達障害児とその家族へ。
『チャンスは常に目の前にある。自主性を持つことが一番大切。自分らしく在りつづけることです( ̄∀ ̄*)』


私の勤める会社は、駅前の大きなビル群の中にあるようなハイカラなものでは無く。その駅の裏通りからさらに奥まった下町住宅群のなかにある。
ご近所には企業といえそうな会社も無く、イマドキ聞いたことのないような駄菓子を卸している菓子問屋だの、ナゼかちんまりと結婚相談所があったりと、古き良き時代の香りがそこはかとなく…。唯一無二の救いは、隣がコンビニエンスストアだということのみである。


先日は全然知らないオバチャンがやって来て、『町内会費の集金です!』という。ゴミも事業系収集業者に出しているし、地域との関連など限りなく薄い気もするのだが。まぁこれも地域とのお付き合いであるということであろうか?
取り敢えずオバチャンに聞いて見た。『町内会、って…。ウチは会社ですし、お付き合いも全く無いと記憶しておりますが?』
オバチャンはけたたましく叫びたてた。まるで早口言葉のようで、言ってることの8割は理解不能だったが。とにかく誰でもいいから自分に7200円よこせと言っていることだけは解った。
上司に確認し、どうやら毎年納めているお金らしいので、取り敢えず払ったが。毎度!また来年!と張り切るオバチャンをまるで取り立て屋のようだとコッソリ思いつつ、聞いてみた。来年ということは、町内会長さんとやらは毎年あなたなのですか?と。それは違う!会長は順番だから!とオバチャンは胸を張りそう宣言した。
しかし、順番ということは…いづれウチも、つまりこの会社も順番が来るのであろうか?『アンタが事務員さんだね!これからはアンタを訪ねて来ればイイね!』そう言って逃げようとするオバチャンに言っておいた。「ウチは世帯ではなく企業です。順番だからと町内会長の札を持って来られても引き受けられないし、そのおつもりでどうぞ」
オバチャンは目をパチクリさせ、『私は解らない、集金して来いと言われただけだからっ!じゃあっ!』と捨て台詞を残して走り去ったのだった。



これって、もしや。どこぞで言うところの…ジョウノウキン、ですか…?(; ̄ェ ̄)

って、チガウだろ(笑)


思い返せば。ご近所付き合いなどとは口ばかりであった。
会社の敷地内に堂々と車を停めているお向かいの奥様や、ドックランよろしく犬を走り回らせてる3軒隣のお嬢さん。私は自社の敷地内で勝ってにUターンするじい様に「ジャマだ、どきやがれ!」とクラクションまで鳴らされながら…。ああ、なんてシンデレラな日々であろうかヽ(´o`;
廃材処分と産廃業者を呼べば、覚えの無いゴミが山に…っつーか。マジ不法投棄ですから、ご近所さん(。-_-。)



そんなこんなであんまりな思い出の数々。よくよく考えて見れば、迷惑を掛けられこそすれば、地域との付き合いはおろか、何かしていただく機会すら無いのであった。
そういえば、地域のお知らせすらもらったことはないし。これって、町内会に属するといえるか??
なんだか…。近所のじい様たちにカモられてるような気がする。


ぼんやりと思いつつも駐車場入口から向こう側を見やれば。今日もクサ子が尻尾を振っていた。
クサ子は正しく『臭い犬』である。飼い主さんは大変広い敷地をお持ちの地主様で、草木茂る庭に放し飼いで飼っておられるゴールデンレトリバー。とまあ、こうも言うのだが…。


草木ボーボーのジャングルにほったらかされた大型犬!


犬を洗ったこともほとんど無いらしく。地主様の塀の前を通れば、人恋しいレトリバー…勢いよく走って来るのである。うっかり風下になろうものならば、恐ろしい臭いに鼻を攻撃される。しかしながら、犬には罪も無く。ただただ澄んだ瞳で『なんかくれよう!』とばかりにこちらを見ているのだった。
何を投げてやっても喜ぶので、通りすがりの高校生たちがゴミを放り投げる。クサ子はその度におなかを壊しているのだが…。地主様は余り気にはしていないようだ。


今日もクサ子が吠えている♩風向きは、どうだ?