イジメ問題と解決まで③ | マイペースで歩こう☆

マイペースで歩こう☆

ノスケから⇒全ての発達障害児とその家族へ。
『チャンスは常に目の前にある。自主性を持つことが一番大切。自分らしく在りつづけることです( ̄∀ ̄*)』

ノスケの一言余分な癖は、急には治らなかった。
嫌な言葉を言われたり、小突かれたり。そのたびにノスケはパニックになり、暴れた。先生に理由を聞かれても、言葉が出て来ない。いつも要領よく悪者に仕立てあげる子供達。


死ね、と言われた、と。ある日ノスケは泣いた。みんなが死ねって言うの。悲しい。
ノスケの背中を撫でながら尋ねた。どうして、みんながノスケにそう言うのかな。ノスケのことを嫌いなのかな。
『うん、多分…。みんな、僕のことを嫌い。』それは、どうして?
『わからないよ。』泣くノスケ。じゃあ、どうして上手くいかなくなった?
『わからない。』泣く前に考えろ。自分が正しいからと言うのを止めなかった結果、どうなったかな?みんな、ノスケを正しいと褒めてくれたか?
ノスケは間違ってない。正しい。でも、正しくても、相手が間違ってても、言えばこうなるのだ。間違ってても、誰も何も言わなかったのは、こうなると皆知っているからだ。言うのを止めない限り、みんなはノスケに死ねと言うね。どうしたい?
『学校に、行かない。』わかったよ。


ノスケは学校に行かなくなった。部屋にこもり、ゲームをしたり遊んでいた。そうして3日経って、ノスケに聞いた。学校辞めるか?
ノスケは黙って私を見ていた。辞めたいか?ノスケ。『辞めたくない。』どうしたい?『行きたいよ。』泣き出したノスケ。
じゃあ、どうしたら行けるかな。嫌なことを言われなくなるようにするには、どうしたらいいか?『もう、間違ってるって言わない。』
間違ってても、間違ってると言われるのは、相手にとっては嫌なことなのだ。正しくても、ノスケのしたことは、相手にとっては嫌なことだったのだ。じゃあ、嫌なこと言ってゴメンねと謝るから、僕にももう言わないで、と話そうか。そう言うと、ノスケはウン、と頷いた。


担任の先生に話した。
ノスケは間違ってはいない。でも、言わないようにするから、相手の子供達に二度と死ねと言わないと約束させて下さい。もしもノスケがその言葉が原因で命を絶てば、誰に責任があるのか。人に死ねと言うことが、死ぬということが、どんな意味があるのか。とことん考えさせて下さい。
先生は約束してくれた。必ず、教えます。子供達に。


翌日、ノスケの居ない教室で。先生は泣きながら怒鳴った。言葉が人の心を、命を奪うとき、お前達は罪人になるのだ。死ねと言う言葉は、発すること自体が。殺人であるのだ!と。