ノスケの反抗期☆ | マイペースで歩こう☆

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ノスケから⇒全ての発達障害児とその家族へ。
『チャンスは常に目の前にある。自主性を持つことが一番大切。自分らしく在りつづけることです( ̄∀ ̄*)』

極、当たり前のことだが。


ノスケにも反抗期はあった。



最初の反抗期は。小学4年生だったか?



嵐の翌日。私が拾ったのは生まれて間もないとおぼしき野鳥のヒナ。子供達の下校時刻間際だったので、思わず連れ帰った。



ノスケは自分の障害に自覚を覚えた時期。


『どうせ僕はオカシイんだ』


…すっかりクサっていた。優しいノスケは、何処へ?



『水も飲めない。何を食べるのか解らないの。』



そう言って。私がヒナをノスケに差し出したとき。ノスケは本当に驚いた。



手の平の上で震える、小さな小さな命。ヒナは驚くほど温かかった。



ノスケの瞳が輝いた。


『助けないと!』



ノスケは必死だった。ヒナは、嘴を突くと。時折チラリとノスケを見るが、あとは反応しない。



すり餌を与えようにも、嘴を固く閉じたまま。ヒナは段々弱っていくようだった。



『お母さん、ヒナが死んでしまう…』



…ちび子が。エアコンのスイッチを入れた瞬間。ピピっと操作音を聞いたヒナが。大きな声で。


ピリッ!


と鳴いた。



ノスケは餌を嘴に近づけ、もう一度エアコンを。

ピピっ。



『ピリッ!』



嘴を開けた瞬間。餌を押し込むと、ヒナはゴクンと飲み込んだ。ノスケを見て、ピリピリと鳴き続ける。



『お母さんだと思われちゃったね』



ノスケは本当に嬉しそうだった。



ノスケは毎日ヒナを育てた。


その後、ヒナの正体が解った。


ヒナは保護鳥だったのだ…。



『イヤダ!家で飼う!』



ノスケは泣き叫んだ。ヒナはノスケが名を呼ぶと飛んでいく程懐いていた。



ノスケに野鳥の生態を見せた。ヒナの、本当の仲間を。



『ボクが仲間になるから!』



と泣くノスケ。野鳥図鑑を見ながら、一週間泣いていた。



そして。ノスケはヒナを帰すことに。



慣れたヒナは。カゴから出ても飛んで行かない。



ノスケ:さようなら。友達と行くんだよ。



ヒナは。しばらくノスケから離れなかった。


そして、真っ直ぐに森へ飛んで行った。



ノスケ:鳥は鳥の仲間が1番幸せだよね…。



でも。私は知ってる。ヒナはノスケの大切な友達だったよ。



ノスケは投げやりな言葉を言わなくなった。



小さな友人は、ノスケの心を救ってくれた。



命は。全て等しく。

尊いのだ☆