78年前に政府が繰り広げた
30,000万人にも及ぶ
無差別虐殺の史実を基に
母と娘の視線を通して描いた
【済州島四・三事件 ハラン】を
札幌では上映期間が延長されるほど
関心の高さが伺える作品で
わたしは10年ほど前のコラム記事で
この事件を知ったのですが
国家権力によって
思想と関係のない島民たちの生活に踏み込んで
村々を焼き尽くしたり
島民🟰アカと決めつけ虐殺する非道な鎮圧作戦
そして
自分が生き残るために
同じ民族を殺めてしまう様子に
胸が締め付けられました…。
日本の植民地支配から解放直後に起きた悲劇を
母親役初挑戦のキム・ヒャンギさんと
娘役のキム・チャンギちゃんの
臨場感ある逃避行を中心に
映画では描かれていないのですが
迫害・弾圧を逃れ
命からがら日本に渡った島民たちは
辛い記憶を胸に刻み
沈黙を守り生きてきたそうです
光州事件と共に隠匿されてきた
済州島四・三事件
美しい観光地の下には
いまだに発掘されない亡き骸があり
行方不明者のお墓が
漢拏山ハルラサンに自生し
雪の中で花を咲かせる寒蘭を指し
極寒の試練に耐えて咲くその姿と
済州島の人々の姿が重なることから付けたタイトルだそうです
𓆸 𓆸 𓆸𓂃𓈒𓏸
犠牲者の皆様の
ご冥福をお祈りいたしますと共に
行方不明者の方々が
見つかりますよう願っております







