** 母のこと。** | Michonのしんぐるぽんぐる ♬


今年の春
骨粗鬆症で入院した母ですが

圧迫骨折による骨の潰れで重症と診断されました。

2次骨折予防のために始めたリハビリも
激痛のため数回で中止

後日
床擦れ防止で体を動かした際に
再び骨折し
上半身コルセット状態の連絡を受けました。


入院1ヶ月
やっと面会可能に。(コロナ対策で15分)

でも私たち娘の名前も顔も忘れ話も噛み合わず
入院前とは違う母の様子にショックでした。

母にとっての1ヶ月間も
痛みと不安の中、娘に会えず
突然の環境変化に体も心も混乱し
一日一日がとても長く感じていたのでしょう…

鬱々とした日々が母の心を蝕み
《せん妄》と《認知症》が始まっていたのです。


しだいに体力と免疫力の低下により
諸々の細菌感染による高熱

食欲も落ちていたけれど
最長3ヶ月しか入院できないルールにより退院。

我が家に戻れて嬉しそうな母でしたが
治療途中での強制退院は正直不安でした。

案の定 数日後には熱を出し救急病院から
別の病院に転院になってしまったのです。


その病院では
リハビリより先に食事療法を勧めていて

母にはカテーテルから
高濃度輸液で栄養を摂ることになり
カテーテル埋め込み手術を行ったのですが

肺を傷つけ穴が開いてしまったのです…

翌朝
血圧急低下による意識障害を起こし
蘇生されたのだけど

主治医からの説明は…

稀に神経が反応して起きることがあり
肺に穴が開いたことと直接の因果関係は無く
お母さん可哀想でしたね〜と
挿入手術ミスの影響ではないことを強調されたのです。

主治医への不信感は拭えないけれど
母が生還してくれ本当に有難いです。


ICUから一般病棟に移り
ホッとしたところで
またもや
寝たきり患者にも例外なくある3ヶ月間ルール

もう不安でしかないのに…

でも
何度も転院していることや
重症患者であることで審査が通り
長期入院可能な病院を紹介して頂けたことは
本当に感謝しかありません。


娘の名前も顔も忘れてしまった母ですが
住み慣れた我が家の記憶は今も鮮明で

もう病院に居たくない
お家に帰りたい…と
涙を流す姿にわたしも辛いのだけど

新たな長期入院対応病院で
容体と気持ちが落ち着くことを願っています。

それまでのあいだ
ブログをお休みさせていただきますので
よろしくお願いいたします。





久しぶりの百合が原公園






皆さまの地域と同じく
札幌も例年に比べ暑く長い夏を迎えており
色鮮やかなお花たちも萎れているのが目立ち
暑さと闘っているようですꔛ‬ꕤ









残暑厳しい日が続いております
皆さま
どうぞご自愛くださいませ (*ᴗˬᴗ)⁾⁾