1925年
日本統治下の韓国ーー。。。
舞台となる韓国で2番目に高く険しい
智異山( ちり山 )に住む
山の神とも朝鮮虎の王様とも言われ
畏れられている隻眼(せきがん)の大虎を
朝鮮総督府の害獣駆除の命に従い
山に入る地元猟師たち 

しかし長年山に住みついている
体長 3 . 8 mの強靭な肉体の
最後の大虎だけに
銃をも恐れず猟師の仕掛けにも
柔軟に対応する知性を持ってます 

この映画は
単純に 人間 VS 虎 の闘いだけの
スペクタクル映画ではなく
サブタイトルに
殺戮だけが本能か
と 、あるように
人間も虎や他の野生動物も
共存していく為に
絶滅させない為に
ある一線は超えてはいけない
猟師としての
暗黙のルールがあるのですが
日本陸軍主導のもと
今は引退した朝鮮一の猟師が
しだいに巻き込まれ
人間の欲
自然界の掟
朝鮮一の猟師と大虎の
同じ父親としての家族愛の在り方
いろいろな要素が盛り込まれていて
悲しくせつないストーリーの中に
愛を感じる場面が何度かあり
気持ちが救われました 

朝鮮一の猟師役に
チェ・ミンシク氏
重厚感のある演技で
さすがベテラン俳優です
日本陸軍指揮官に
大杉 蓮 さん
とても重要な役どころで
存在感が際立っていました
CGとは思えない
体長 3 . 8 mのリアルな大虎
人間と変わらない愛情深い父親虎に
ホロリとします
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