** 韓国映画 王の運命~歴史を変えた8日間~ ** | Michonのしんぐるぽんぐる ♬

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※   画像 お借りしました。




朝鮮王朝 第 21代国王
英祖  (  영조   /  ヨンジョ   )  と
王位継承者である  二男
壮献世子(  장현세쟈 /  チャンホンセジャ  )
との確執により起きた史実を元にした
歴史ドラマ
更に 孫の  祘( 산  /  サン  )までの
3代  57年間を描いた作品です     カチンコ  韓国





国王 英祖に
14年ぶりに授かった 二男
(  長男は 10歳で死亡  )
次期国王として期待して育てられます。

賢さから神童と言われ
15歳から父の代理として政務を行いますが
芸術や武芸を好む自由奔放型であり
父とは違う派閥から教育を受けた為か
考え方の相違から
次第に父は息子に対して
失望から怒りへと気持ちが変わり 
自分の思いを素直に聞き
真面目で聡明な孫( サン )を
可愛がるようになっていきます。

息子も 高圧的な父を恐れ
次第に精神的に病んでいき
反発するようになり
自分の道を進んでいきます。


派閥をまとめるのに苦労した父
それを息子は
自分よがりの考えで
1日で朝廷の和を乱したと怒り
そして
派閥の策略ですが
息子が父の命を狙っていると聞き
信じてしまい
謝罪も自決もしない息子を
米びつに閉じ込めてしまうのです。

結果 1週間後に
餓死してしまう
実際に起きた出来事です。

28歳の生涯でしたーー汗汗

後に父は悔いて
思いの
思 ( サ )
悲しみの
悼   (  ド  )
思悼世子(  サドセジャ  )
の名を贈っています。



孫の サンも 
(  ※   後の第22代王   
正祖  정조  /  チョンジョ    )
幼少時に父の悲劇を目の当たりにし
祖父を恐れ
派閥の恐さを知ったと思います。

映画では 描かれていませんが
祖父が亡くなるとすぐに
父の名誉回復を行い
父を陥れた人達を粛清したそうです。


この映画では
父と子の
お互いの理想と現実の違いから
気持ちがすれ違っていき
派閥の策略に巻き込まれ
悲劇の父子になってしまう過程を
丁寧に描いていますね 雷


王と王の息子でなければ
こうはならなかった
これが運命だ…と語る父   ショボーン


たった一度でいいから
温かい眼差しと優しい言葉に
包まれたかったと語る息子    えーん

父子の お互いの不信感から
生まれた悲劇

違う時代に生まれていたら
こんな悲しい事件は
起きなかったでしょうね…

とても 心に深く突き刺さる
映画でしたーー  ガックリ






※  YouTube  お借りしました。