寒中見舞いを出しました。 | 月のおとだよりー漢方アロマセラピスト・グリーフ専門士 miho

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東洋医学とアロマ、日々の食事。心とからだの声を聴いて、自分を大切にすること。
大切なものを見つけにきませんか?

こんばんは。
 


最大寒波襲来で、めちゃくちゃ寒いですね。


 
今週末は雪かもしれない…雪の結晶あんぐりうさぎ
  


みなさまも暖かくお過ごしくださいね。




黒猫しっぽ黒猫からだ黒猫からだ黒猫からだ黒猫からだ黒猫あたま


 
松の内を過ぎてすぐ、寒中見舞いはがきを出しました。
 
 

 
寒中見舞いを出そうと思ったのは、喪中はがきを出した時ですが↓
 

 


たいせいのことを知らせる寒中見舞いなので 
文面や誰に出すかについて、すごく悩みました。 
 

 

悩んだ結果、仕事上だけの付き合いの人や、今後あまり会うことはないだろう人には敢えて知らせることもないかと思ったので、
逆に知らせても困惑させてしまうかもしれないし…



今後もずっと付き合っていきたいと思う人にだけ出しました。

でも同じグループ内で、この人に出してあの人には出さないのはよくないなと思って全員に出したりして…結局普段の年賀状でやり取りしている半分くらいの人に送りました。



 
今後も深くお付き合いをしていく上で、たいせいのことをタブーにはしたくないなと思ったんです。
  

たいせいのことは自分の中でとてつもなく大きなウェイトを占めるので、そこをスルーして深く付き合っていくことは難しい。


月日が経って、いつか友人たちに会うことができたとしても、何事もなかったかのように振る舞うことはできないし、その時も苦しむことになるんじゃないかなと思ったので。



 
今、私の周りには


なんとなくたいせいのことは触れちゃいけない。


という雰囲気があったりします(感じます)。



その雰囲気の中で自分から話す勇気もありません。



 
もし私が逆の立場でも、

どう接するのがいいかわからないから、
傷つけてしまうかもしれないから、
それなら触れない方がいいのかな…

と消極的な選択をしてしまっていたかもしれない。


 
天使ママの中にも、そっとしておいてほしいと思う人もいると思います。


でも私は、たいせいが生まれたことを知ってほしいし、できれば覚えていてほしい。


普通に産まれた子と同じように、たいせいのことを話せるようになりたい。
 

 
そうするには、そんなタブーな空気を打ち破るには、自分の心を開いて伝えることが必要だと思ったのです。







それから、文面も悩みました。

 
中には妊娠したことも話していない人もいるし、去年の年賀状でちらっとだけ報告した人も僅かですがいます。

股聞きで知っているだろうけど直接は話してない人も…。
 



みんなに簡潔に伝えられ、極力重く暗くならないように。


 
一番伝えたいのは、

たいせいは、私たちに悲しみだけじゃなくて喜びと幸せも教えてくれたんだよ。』
 
ということが伝わるように言葉を考えました。
 
 
そして、
 
『もう心配はいらないから今までどおりよろしくね。』
 

という気持ちの中に

 
『今までどおりだけど、たいせいのことは知ってほしいな。』
 

という思いを込めて。
 
 



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文面は天使ママさんのブログなどを参考にさせていただいたので、私もどなたかの参考になれば…と思い載せます。
 

 
寒さはこれからが本番ですが、
皆様にはお変わりございませんか。
 
昨年6月に誕生した息子◯◯(たいせい)が
お空に旅立ちましたため
年始のご挨拶を差し控えさせていただきました。
 
私たちの大切な息子のことを
ほんの少しでもみなさまの心の中に
留めていただきたいと思い
お知らせさせていただきました。
 
目には見えず、手には触れられませんが
ずっと私たちの心の中に生き続けています。
 
たくさんのことを教えてくれた我が子とともに
これからの日々を歩いていこうと思っておりますので
今年も変わらぬお付き合いのほどを
よろしくお願い申し上げます。
 
 

 
正直、送る前も送った後もこれでよかったのかなと考えていました。
 

送られた方の気持ちになって考えるとどうなんだろう…とか。



 
 
 
でも
 
 
それは杞憂でした。
 

 

はがきが届いたその日に、何人かの友人がメッセージをくれました。
 

 
今は少し遠くに引っ越してしまった子からも

 
「michoに会いに行きたい」

 
と言ってくれたり。
 
 
携帯を変えたりして連絡が取れなくなっていた友人からもメールをもらって(はがきにgmailのアドレスを書いたので)会う約束をすることもできました。
 
 

また聞きで知っていた子からは、

『◇◇から聞いて知っていたけど、なんて声をかけていいかわからなくて…知らせてくれてありがとう』

と言われました。






なにより嬉しかったのは、
 
 
『私もたいせいくんのこと、忘れません』


『はがきをもらって、温かい気持ちになったよ。

たいちゃん、ありがとう。』



『たいせいくんは一生分幸せだったと思うよ』



という言葉を、1人じゃなく多くの人からもらったこと。

 
私の伝えたかった思いを、ちゃんと受け取ってくれた友人たちの言葉に、嬉しくて帰りの電車の中で泣きそうでした。



私の中では、はがきを出したことで自分の思いを伝えきった感があってかなり満足してしまっていたので、まさかこんなにも温かい言葉をもらえるなんて思ってもいませんでした。



なんて温かいんだろう。



優しい友人たちに恵まれて、本当にありがたいなと思いました。




はがきを出してよかった。

 


ほんの少しの勇気で心を開いて、何倍もの優しさに気づけたから。



心を開くと傷つくことも多いのかもしれないと思っていたけど、それも自分の勝手な思い込みかもしれない。

 

心を閉ざす自分が周りとの距離を創り出してしまっているだけかもしれない。



自分が思っている以上に周りは優しいし、心を開けばこたえてくれるような気がします。



最後に、寒中見舞いを出すことを決心させてくださった天使ママさんにも感謝しています。 

ありがとうございましたカナヘイ花







たいちゃん。


たいちゃんのことをママの友だちにお知らせしたら


みんなたいちゃんに会いたいって言ってくれたよ。


たいちゃんはパパとママの家族だって覚えてもらえたね。



今日はお空の上でも寒いかな?



雪で遊んでるかなぁ?



ママの友だちの赤ちゃんとも遊んでもらってるかな?



みんなで楽しく笑ってるといいなぁ。




たいちゃん、今日もだいすきだよ。