やっと「うしろに何かみえてますが~初恋の待つ家」も終わり
のんびりと録画していた映画をみていました
黒沢清監督の「CURE」と「ハンニバル」と「サイレントヒル」「サイレントヒルの2」
相変わらず怖いのばっかりみてますね~
ずっと昔「CURE」は本を読んだ覚えがあるのですが、すっかり忘れてて
覚えてるシーンなんて猿のくだりくらい・・
ようやくみた映画面白かったです(1997年作なのね。いつのまにか月日が流れてる)
古い建物がなんともシャビーで私好みな画になっておりました。
そして名前だけは(ミュージカルのモーツアルト!で)知っていたドクトルメスマーが
こんな人だったとは・・知らんで「モーツアルト!」で観ていて
ただの熱烈なモーツアルトファンかと・・
さて、なんだか伏線多くて二度見してしまいました。
ネタバレあります 注意
いったいいつから高部刑事は変わっていってしまったのか・・・
実は冒頭犯人を見つける勘の良さは
もう変化の片鱗だったのではとも思われ
気になるのはクリーニング屋のシーン。
最初のは隣の人の心の声だったのかも・・?(すでにこの時人の声が聞こえるようになってしまった?)
そして次に行った時なぜ妻の服が見つからなかったのか・・記憶が無いのはどちら?
点滅する光を見て催眠が実行されるなら点滅する踏切を見ていた高部がいたよね
佐久間が唐突に白いラグビーボールを拾うシーンの意味はあるんだろうか
その後に白いクローシュ(お皿の上に乗ってる保温する丸いの)を高部があけるシーンと
ちょっと似てるよねー。
クローシュの中には高部の奥さんの狂気があるわけで
佐久間にもそれが忍び寄っていたんだろうか。
あんなに奥さんが亡くなった(実は幻想)時は嘆いたのに
佐久間が死んだ時の冷静さは異様
異世界行きのような不穏なバスは二度出てきていて
パトカーも一度霧の中の異世界みたいなところ走ってるし・・
もうこの時点でどこが現実なのか観ててわからなくなってきてる
高部に感情移入していて見ていると最後に世界が裏返されてしまう感じです
それが良いんですが
勢いで「ハンニバル」見て、最近見たドラマの「クラリス」はこの「クラリス」かー
と思い(羊たちの沈黙は観た)クラリス人気あるのね
レクターは生理的に無理です。
そうそう観たい話ではやはり無かった。
あ、レクターの手紙「だから殺せなかった」の連続犯人の手紙と似ているのね
「だから・・」の犯人がリスペクトしてる設定なのかな
「サイレント・ヒル」は霧の中の写真にいつも「サイレントヒル」みたいと
形容がつくのでそれだけで観たかったんですが
かっこよかった1の女性の警官が死んじゃったのが残念なり・・
でもどっちかというと2の方が好きかも。
両方通してクリーチャーが嫌なとこついてくる感じで
怖くて素敵ね(デザイナー伊藤暢達さん)三角さんは味方にすると安心
というとこでした(非常にあっさり)