ブックカバーチャレンジが高校時代からの友人

ピアニストの一村誠子さんと漫画家の北川玲子さんからダブルなタイミングでまわってきたので

やってみることにしました

 

1冊目は悩んだけど美しいカバーの本にしてみました

西尾君子さんの詩集 「チェロが鳴っている」

 

この表題の詩がとても好きで時折心に浮かんでくるのです

 

チェロを聴いている詩です

一部分だけですが・・・

・・・

「おかあさん ごめんなさい

 明日はとっても いい子になります」

・・・

「心の中で幼い私は まだしきりに云っていた

明日は とてもいい子になります

母は死んで すでにいないのも忘れて」

 

歳をとるにつれ音楽を聞いただけで泣けてくることが多くなりました

それは思い出だったり ただただ美しいからだったり ほんとうになぜ泣けてくるのかわからないことも多いのですが

魂が浄化されていくような心持ちです

音楽も 詩も この世にあってくれてほんとうに良かったです

 

そういえば拙作「エンジェル・トランペット」の穂刈ちゃんを描いているとこの詩が浮かんで来ました

ちょっと似たようなフレーズのセリフがありますね・・

東逸子さんのイラストはほんとに美しいよねぇ

 

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