2019/3/16-4/4 シアタークリエ
原作:オグ・マンディーノ
演出:鵜山仁
美術:乘峰雅寛
ダブルキャストの子役ティモシーは大西統眞君 トッドは白野立樹君で観ました。
大西君はレミゼのガブローシュなんかみやってるんですよねー。銀魂の子供高杉役も大人高杉の堂本剛くんとともに美しかったですよ
さて、息子と妻を事故で一遍に失ったジョンは自殺さえ考える毎日。訪ねて来た友人のビルは彼にリトルリーグの野球のコーチを頼む。そこで出会ったティモシーにジョンは亡き息子リックの面影を見つけ、生きる希望を見出していくが、ティモシーは病気だった・・というお話です。ジョンの井上君とビルの六角精児さんが同級生というので笑いをとってましてまさか・・・と思ったら六角さんは56歳でした
(井上君は40)
トークショーの回を見たのですが「イーハトーボの劇列車」(2013年)でも親子役をやってたという井上君、辻さん、木野さんはもうかなり仲良しのようでした。演出も今回と同じ鵜山さんだったとか。(残念ながら井上君の舞台はかなり見てると思うんですがこれはなぜか見てないんですよ・・)
同じ頃紀伊国屋でやっていた松田龍平君の「イーハトーボの劇列車」にも話はおよび面白かったです。
「今回は呼ばれなかった」「私は見に行った」「こっちが○ってる」・・・なんて言葉が飛び交い「そんなこと言うとSNSで書かれる~」なんて言葉も・・
悲しい話かと思って覚悟して行ったのですが、ダブルキャストがいい感じに救いになってました。
死んだ妻がティモシーの母の役で出てくる。亡くなった父が医師の役で出てくる・・といった感じ。
死から取り残された人にむけた言葉がたくさん出てきますが原作はどうやらこういう言葉のオンパレードのようです未読ですが
これが実話を基にした話だと辻さんと木野さんは認識していたんですが、井上君はそう思ってなくて「え、実話なの」と、びっくりしてました。
あまりにもみんないい人なのでちょっと出来すぎ感があるけど、実話ならしかたないんじゃみたいな流れからそういう話になった気がします。
私も検索してたら実話を元に書かれたと出てきたのでそう思ってました。
袖で検証したら原作にはそういう記述はないそうです・・
ラストには井上君の一曲もあり、これって「そして誰もいなくなった」で山口祐一郎さんが歌ったような事なんでしょうか・・(歌う彼らが見たい・・とのご要望が・・・?)まあお得な感じでしたが
ちいさな円形の回舞台にちいさいグラウンドが出てくるという、かわいい美術でした。
栗山千明さんは先日ドラマの「サイレント・ヴォイス」を見ていてとっても面白かったので、舞台も楽しみにしていました。すてきな女優さんだわ~
こちらは大正時代の男の子が女優さんやってる話
よろしく