煙に咽せる | 不二 未知世:若輩者のコモリウタ

不二 未知世:若輩者のコモリウタ

大阪府出身の "遅咲き" ポップスシンガー・・・
メロディライター/詩人/ドリーマーの 不二 未知世のブログですぞ!!

未知世ですハート


シルバーウィークが終わり、
また日常に戻ってきたわけであります


今朝は雨がしとしと降っておりましたが
レインコートに自転車で飛び出しました




また、日常です




でも、これまでとは違う時間



立ち止まりたいつもりが

お笑いレッドカーペットで審査前に

強制的にコンベアでスタジオ外に吐き出されるような

感覚の毎日です



あぁ、ゆっくりと呼吸をして、



思いたい日々があるのに。

考えたい課題があるのに。



多忙な日常は、

たそがれる時間すらくれないのです



最近のわたくし。


胸の中に煙をずっと閉じ込めていて


換気ができず一人で咽せているような状態です




こういうとき、

なんて、自分は孤独なんだろうと思います

誰かが窓を開けてくれたなら

誰かが背中をさすってくれたなら



朝も昼も夜も

寄り添う右腕があるならば。






でもそこから、


煙にまみれたその場所から

幸福を掴み取るのです。



孤独の煙で焦がした肺で

いつかは、きちんと甘い言葉をささやいて

ふたりで身も心も溶かしあって

火傷の痕を消すくらいに

ことばで肌を柔らかくして。



そして、いつか今日や昨日のことが

嘘だったか冗談だったか

ひとときの悪い夢であったかと



笑うでも泣くでもなく

穏やかに見つめられる日が来たならば



そういう日が来たならば。



いや、待つではなく
掴み取るのです


孤独に焼いた胸は少しの
清らかな空気でも生きていけるから。

必ず生きていけるから。