祝福してくださっているのだと
信じたい。
幸せなことは一瞬で、
真っ暗闇になることもあるのです。
長い間、忘れていました。
そう、随分と長い間
ぬるま湯に浸かりすぎたんだと思う。
気持ちのいいぬるま湯は
熱さ冷たさに耐える力をうばっていく。
来たるべくして来たのだと思います。
この日が。
心のどこかではわかっていて
それでも怖くて蓋をし続けてきた日が。
大丈夫と言えば嘘になって
大丈夫じゃないと言っても嘘になる。
とてもニュートラルな位置に戻ってきました。
これからはもう前に進むしかありません。
それは自分のためであるし
自分でない人のためでもあります。
もっともっと
幸せになりたい。
だから敢えてこのぬるま湯から
身体を這い出して進む。
這い出したばかりの今は
とても寒くて
次の場所は見えないけれど
でもこれは自分で選んで決めた道だから。
もう、戻ることもないでしょう。
久しぶりの寒さです。
長い間、本当に忘れていました。
だけど少しずつ、
心が研ぎ澄まされていきます。