老いた母から
階段の手摺をつけて欲しい
と 言われてから 日が経ってしまった
小さな土地の一階が店舗だったので
2階以上が住居になっている
母の膝が悪化して
階段を上がり下り出来なくなり
1階から2階
2階から３階
階段に昇降機を着けた
その後 父が堤防から落ち
現在は 介護に至っているので
昇降機は 両親2人の命綱になっていた
最近 父の体調が良くなったので
屋上からの景色を見せたい！
そんな思いもあったのか
今日は ３階から４階への手摺を取り付けに行った
４階の外は屋上になっている
東側は 銚子ポートタワーから
左手に利根川河口が見える
小学生の頃
私の部屋は 2階の東の部家で
窓辺で本を読むのが好きだった！
西側は銚子大橋まで見える
中学生のころ 2階の西の部家だった
その頃は高い建物が無かったので
景色的には同じかな
刻々と変わる夕暮れの空が
大好きだった！
学生時代の彼の家があった辺りかな
こんなに近かったんだ！
でも 今は 遠い空の下
どうしているのかな
元気にして笑っていて欲しいな！
嫁いだ家は 平屋だから
景色を楽しむことは出来なくて
今でも 実家の景色は大好きだ！
ただ 景色は好きだけど
嫌な思い出のほうが沢山ある
悲しいけどね
親も老いてすっかりおとなしくなった
拍子抜けするほどに
だから 虐められた事を話題にする事も無いけれど
許す気持ちも まだ無い
私って 執念深いのかも知れないね
それも 良し！'`,､('∀`) '`,､