笑顔の素敵なあなたへ

こんにちは!
ひよっこサーファーの道子です!
ひょんなことから、
2018年5月にサーフィンを体験
それは、人生が変わってしまうほどの
最高の体験でした!
現在50歳、膠原病と片頭痛で
通院・服薬中ですが、
サーフィンほか、
日々の生活のワクワクすること
を書いて、
皆さんに元気や笑顔を
お届けします!

 




私は、

わりと小さい頃から、

なぜ人は生まれて、死ぬのだろう

死んだらどうなるのだろう


と考える子でした




祖母が亡くなったことも

影響していると思います



道子の道-1子どもの頃にも書いたとおり、

お酒を飲むと人が変わる父ですが、

違う人が自分の父だったら、

自分は生まれてこなかった

とも思っていました



子どもの頃から

なぜ、

自分は生まれきたのか

死んだらどうなるのか…

答えのない問いを考えては

いつのまにか眠る

といった感じでした








私の父は、胃ガンで亡くなりました

52歳でした



私は、当時高校2年生

ずっと母から「父の病気は胃潰瘍」

と言われていたことを

少しも疑いませんでした




病名告知がまだ一般的ではなく、

また、気の弱い父を思い、

母は父にも秘密にしていて

父が胃ガンであることを誰にも言わず

一人で抱えていました



今思うと、その当時の私は

なんて幼かったのだろうと思います


父の状況や母の様子を見れば

胃ガンではないか、

と疑うことぐらいは

できたように思うのです


隠れて電話をする母

手術をしても、どんどん痩せる父

お正月のご馳走などの準備を

いつになくとても神経質に気にする母

…母は、これが最後のお正月になることを

知っていたのでしょう




私と妹は、

父が胃ガンで余命がわずかということは、

確か、亡くなる数日前に

母より聞かされた気がします




その時、景色が全て蛍光色のように

見えたことは未だ忘れられません

そのように見えたのは、

その後先一度もありません




翌日だったか、

高校通学の電車でも涙が止まらず、

そのまま授業に出ることは出来ず

どこかで時間を潰してから行った

と思います


その時、心の慰めに聴いていた音楽は

ずいぶん後になるまで、

聴くことができませんでした

その時の自分に戻ってしまうようで、

悲しさもですが、怖さもありました



事情を知った友人が

一緒にいてくれたことは、

本当に、本当にありがたかったです




だいぶ後…就職してから

私が父が胃ガンであることを気がつかず、

母だけ抱えていたことについて

母に謝ると

「子どもなんだからいいのよ」

と言われました




母の愛と強さを感じました

でも…という気持ちもありました




父の死は本当にショックでした




ショックからか

お葬式の時には、

風邪でもないのに高熱が出ました

その月の生理が来なかった記憶があります




また、

しばらくは自分にも

何か死に関わるような病気が

あるのではないかと、

鼻炎でも神経質になったり、

いつも父に天から見られているような

気がしたりしました




また、

私はもともと感じたり見えたりしませんが、

幽霊が全く怖くなくなりました

「出てきたいなら、出てきてもいいよ、どうぞ」

って感じです(笑)





父の死に影響なく、

大学に行かせてもらいました


父の余命を聞かされた時点で、

私は、生活のために働かないと

いけないのかな…

高校卒業したら、就職か…

と漠然と思い込んでいました

この「思い込み」の強さは、

今でもあるような…(笑)

どこからくるのでしょう(笑)



将来は漠然と

「大学に行って会社員」

くらいにしか思っていませんでしたが、

父の死を機に

患者や患者の心に寄り添いたいと

心理学や社会福祉に興味を持ち、

大学を受験



社会福祉を専攻しました



私の通っていた高校は

公立高校ながら

英語以外の第2外国語も選択する

特殊な学校だったため、

英語などの外国語を専攻する学科や

それを活かした学科受験をする生徒が

ほとんど


そんな中、

私の進路はなかなかユニークでした



漠然としか思っていなかった将来を

はっきりと目標のあるものにしたのは

父の死があったからであり、

そのおかげとも言えるかもしれません






昨年ですか、

夫が父の亡くなった年を超えました

父は若くして亡くなったんだなぁ

とつくづく思うとともに

なんとも言えない気持ちです



義父も亡くなり、

「おとうさん」と呼んで、

返事をしてくれる人は、

私にはいなくなりました


奇遇にも

義父と過ごした年月と

父と過ごした年月が同じでした


 

 



明日は、

私の大学時代から就職について

お話します

 





 

 

 あなたがいつも笑顔で

人生の波に乗っていますように!

いつもありがとう!