短編小説イベント第一弾【初旅ー前編】 | みちすけぶろぐ。

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3月30日
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『ゆきりん何見てるのぉ?』
指原が休憩中のゆきりんに話し掛けた。

ゆきりん
『明日から沖縄に行くから観光名所とか見てるんだぁ~♪』

指原
『沖縄?撮影か何か?』

ゆきりん
『みち…違う! ママと行くんだぁ~♪』
ゆきりんはそう言いながら苦笑した。


それを見た高みなが
『さしこ~これ見て見てぇ~』
高みなが指原を呼びながら、ゆきりんに向かってウインクした。
高みなが指原がじゃましない様に、ワザと呼んでくれたのだ。

ゆきりんは高みなに言葉に出さず『ゴメン』と口だけ動かした。


明日から多忙のスケジュールの中、ゆきりんは1泊2日ではあるが、みちすけと初となる旅行に行くのである。
色々な手配は、みちすけがしてくれていた。

この日を待ちわびてきたゆきりん、ウキウキしない訳がない。
休憩後も、ゆきりんはいつもよりハイテンションだった事は言うまでもない。


次の日(3月31日)

朝からゆきりんとみちすけは福岡空港にいた。

機内に搭乗した2人は、お互い飛行機が離陸すると同時に睡眠を取る事にした。
現地について思いっきり楽しむ為だ。

福岡~沖縄まで約900kmの空の旅である。
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どれ位時が経っただろう。

ゆきりん
『みちすけ、みちすけ~』
窓側に座るゆきりんが、みちすけを揺らし起こす。

みちすけ
『う~ん?』
みちすけは眠気が取れないまま、ゆきりんに返事をした。

ゆきりん
『ほらっ!見て見てぇ~♪』
ゆきりんが、窓を指差す。
みちすけも、ゆきりんが指差す方を覗き込む。
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ゆきりん
『ほらっ!もう沖縄が見えるょお~♪』

飛行機は既に着陸体制に入っていた。

10:21
沖縄到着(気温24℃)
那覇空港から2人はみちすけが事前に予約を取っていたレンタカー屋に行き、レンタカーを借りた。
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まずは腹拵えをしようと沖縄料理屋に入った。
この店もみちすけがリサーチ済みだった。

ゆきりんは「ゴーヤチャンプル定食」
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みちすけは「ソーキそば」
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沖縄の代表的な料理を食べた。


車を走らせ、名護市にある『森のガラス館』に2人は到着した。
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ここはガラス細工の体験ができる施設である。

2人はここで2つの作品を作った。

1つはまゆゆへの誕生日プレゼントである。
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ゆきりん
『これ、まゆゆ喜ぶかなぁ~?(笑)』

みちすけ
『ど・どうだろ…』
(18歳の誕生日にガラスで作った表札って…ハハッ)

2つ目はお互いで交換する為にガラスコップを作った。
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みちすけ
『ゆきりんのコップかなり歪んでない?』

ゆきりん
『歪んでるんじゃなくて「ハート♥」なの!文句言うならあげない!プン!』

言われてみればハートだ…とみちすけは思った。



2人が泊まるホテルは同じ名護市内にある。
チェックインをする為に2人はホテルに向かった。

14:00
ホテルに到着した。
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「オキナワ マリオットリゾート&スパ」今回2人が宿泊するホテルである。

受付をしていると受付の女性が
『新婚旅行でいらっしゃいますか?』
と笑顔で話し掛けてきた。

2人はお互い顔を赤くし
『いえ、違います。』
と答えた。
お互い言葉には出さないが、新婚旅行でもいいと思った。

受付が終わり、部屋に到着した。
カードをドアの所に差し込みドアを開けた。

2人は部屋に入った。
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ゆきりん
『わぁ~素敵♪ カワイイ部屋♥』

ゆきりん
『みちすけ~バルコニーから海が一望できるょお~♪』
『あっ!プールがあるぅ~みちすけ着替えてプール行こっ♪』

ゆきりんは大はしゃぎである。

みちすけは、そんなゆきりんが微笑ましかった。

2人は水着に着替え、敷地内にあるプールに足を運んだ。
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ゆきりん
『みちすけと沖縄に来る為に新しく水着かったんだぁ~♪ どぅ?』
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と可愛くみちすけに問いかける。

みちすけ
『すっごい似合ってるよっ!すっごいカワイイ!!』

今までグラビアなどでは単色系のビキニを着る事が多かったが、ゆきりん自前の水着は淡いピンクに花柄が入り、白いフリルの付いたとても可愛いビキニである。

ゆきりん
『早くこっちおいでよっ♪ 気持ちいよっ♪』
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とプールサイドに腰をかけ、プールの水を手にしながらはしゃいでいるゆきりんが、とても無邪気で可愛かった。


そんなゆきりんの可愛さと沖縄の開放感が、時間の経つのを忘れさせる。


17:00
プールから上がり部屋に戻った、ゆきりんは落ちてしまった化粧を直している。
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ゆきりん
『あんま素っぴん見ないでぇ~』
マスカラをしながら、ゆきりんが覗き込むみちすけに言う。

みちすけ
『素っぴんでもゆきりんはゆきりんだからさぁ~カワイイって思って♪』

みちすけはゆきりんが持つ鏡に映りながらゆきりんに言った。

ゆきりん
『バカっ♪』
ゆきりんは、恥ずかしそうに照れながら、違う方向を向き化粧を続けた。



ゆきりん
『みちすけ~お待たせぇ~♪ ご飯行こっ♪』
と靴を履きながら言った。
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みちすけは、先程まで素っぴんで、普段より幼く見えるなぁ~と思っていたゆきりんが、化粧を終え可愛い⇨綺麗になっていたのに気付く。

(綺麗だぁ…)

心からそう思った。


ホテル内にあるビュッフェ形式なディナーをみちすけはチョイスしていた。
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色々な料理が並べられている。

みちすけとゆきりんは物色しながら料理を皿によそり、席に戻った。

食べようとしたみちすけにゆきりんが話し掛けた。

ゆきりん
『みちすけ4月2日誕生日でしょ。2日の日は仕事だから、たぶんみちすけに会いに行けないの。だからはい!私からの誕生日プレゼント♪』
とゆきりんはプレゼントをテーブルのみちすけの前に置いた。
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みちすけ
『自分の誕生日知ってたんだぁ。ありがとう♪ 開けてもいいっ?』
(誕生日言ったかなぁ~?)
みちすけは半信半疑だったが、そんな事はどうでも良かった。

ゆきりん
『もちろん♪』

みちすけはリボンを外し、包装紙を綺麗に丁寧に剥がす。

単行本位のサイズで高さは3cmといった位の箱が出てきた。

箱を開けてみると
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腕時計であった。

ゆきりん
『腕時計ならみちすけ仕事でもプライベートでも、ずっと身につけてくれるかなぁ~って思って買ったんだぁ♪』

実際は麻里子さまからの意見であるが…。(短編小説番外編 思考 参照)

みちすけ
『ありがとう♪ ずっと大事に使わせてもらうねっ♪』

みちすけは早速左手首にプレゼントの腕時計をはめてみる。
まるで子供の様に喜んでいるみちすけをゆきりんは可愛いと思った。


相変わらずプチダイエットの事など、元々発言がなかったかの様に、2人共ディナーを楽しんだ。


部屋に戻った2人はベッドで明日の行動スケジュールを念蜜に立てた。

外からは静かに波の音が聞こえる。


みちすけはゆきりんに腕枕をしてあげ、ゆきりんはみちすけに抱きつく様に2人は幸せを感じながら眠りについたのであった。


後編へ続く。




みちすけ[みんな:01]