天中殺(てんちゅうさつ)という言葉を聞いたことはありますか?
10代、20代の方は知らないかもしれませんね。
「天中殺って、なんかやばい時期だよね?」
「天中殺の時って、死ぬんでしょ!?←ないない!」
「天中殺って、悪い事ばっかり起きるんでしょ?」
等々
天中殺という概念をちょっとでもご存知の方は、大体こんな認識をお持ちかもしれませんね。
天中殺って、占い的には「天が欠ける時期」と言われています。
天が欠けるって何??そう思いますよね。
人間は、天と地の間に生きています。宇宙と地球の間に生きている。
占い的には、天を精神、地を肉体と分類して考えます。
現に人間は、肉体と精神で構成されています。
天中殺でない時は、こんな状態です。
この時は、天が「欠けていません。」
運気の波が穏やかで、一定だと考えます。
天中殺の時は、こうです。
「天が欠けている」状態です。
天が欠けていることで、運気が不安定になるのです。
家に例えると分かりやすいかもしれません・・・
屋根を天に例えてみます。
屋根(天)がある家は、空気が安定しています。しかし、屋根(天)が外れた家は、外から空気が入り込み空気が不安定です。
天中殺で厄介なのが、
想念が入ってくることです。
想念とは、平たく言えば「変な考え、雑多な考え」です。
普段思わないようなことを考える時期ってありますよね?大体、天中殺の時期に該当します。
こういう時に、何か変な閃きが出てきて、これならいける!と思って商売を考えるとか、
焦って変な就職先を選んでしまうとか、結構あるようです。
あと、天中殺の時の自殺も結構ある気がしますね・・・
天中殺の時って、
判断力が鈍る、勘が鈍ることが多いのです。
この時期は、人生をかけるような大きな事はあまり向きません。
判断力が鈍る時期ですので。。。
また、始めたことが上手く行ったとしても、5年以内に終了してしまう、次の天中殺の時に終了してしまう・・・
こんなことはよくあるようです。
あと、
・隠し事がばれる
・それまで気付かなかった相手の粗が見え隠れする
ことも良くあります!
代表的なのが、不倫がバレる事ですね。。。
あとは、汚職がバレることもよくあります。。。
どういう訳か、天中殺の時の離婚も比較的多いなあと思います。
ただ、悪い事ばっかりではなく・・・・
自分自身を見つめ直す、自分をもっと理解するには良い時ですし、
精神が鍛えられる時でもあると言われています。