このタイトルは、以前「しんぶん赤旗」に連載されたものを加筆してまとめ、本となったものです。(胸を痛めつつ読んでいます)格差と貧困が広がり、子どもも7人に1人が貧困状態だと言われています。保育料が払えない、離婚した後、母親も出て行き子ども3人が団地の一室に置き去りにされた、お金がなくて学童保育を退所した子、また、3食まともに食べられず給食だけで生きている子ども等など。どこかの発展途上国の話ではなく、先進国と言われる日本の子どもたちの現状です。「しんぶん赤旗」で連載がはじまった時、年配の男性読者から、「こんなことが今の日本で起きているとは。何とかしなくては」と赤旗編集局に電話があったそうです。

 今の異常な政治の犠牲に、お年寄り、若者、子どもまでがと心が痛みます。本当に困っている人は「つながり」がなく、「つながり」がないからますます困ってしまうという悪循環におちいっています。
 
 最近は生活相談が増えています。老いも若きも生活が大変。本来政治は「命」を守ることに全力をあげるべきなのに今の政治は「命」をおびやかすことばかり

 子どもは自分の置かれた状況を自分で変えることは出来ません。やっぱり回りの大人がしっかりしなくては。
ちょっと前、社会的連帯で反撃をと言われました。たくさんの人とつながって政治を変えなくては。