22日の衆院特別委員会では、日本共産党の佐々木憲昭衆院議員が「消費税増税」について質問。(党のホームページ)で見ました。「庶民には増税、大企業には減税、なぜか」安住財務大臣が「大企業は、国際競争力が必要・・・」と答弁。「あなたの言ってることは経団連とまったく同じではないか。誰のために政治をやっているんだと!」と佐々木議員が怒りを込めてぶつけていました。まさに、財界言いなりの姿を国会でさらけ出した瞬間です。これをもっとニュースで報道してほしいものです。

 民主党と自民党は名前だけの違いになり中身はまったく同じになっています。いくら対決モードを作りだそうとも国民は、自民も民主もダメと思っています。そんな中で、大阪維新の会の橋下市長が相変わらず強気です。教育、職員基本条例で、市長の命令を聞く職員を作りたい、そして今度は「大阪市民はぜいたく!」といって、敬老パスの半額削減、コミュニティバス助成の削減、新婚家庭家賃補助廃止など3年間で488億円もの市民の暮らしを支えてきた事業を削ろうとしています。維新の会市議の後援会長からも「ひどすぎる」と言う声が出ています。そして、道頓堀川にプールや関空までリニアカーやら財界が喜びそうな大型開発をしようとしています。「はっきり物を言うてくれる」と言いますが、誰のため言うてるのかが問われます。結局は、民主や自民と同じ財界いいなりの政治に行きつきます。庶民の味方なんてとんでもありません。