音楽史300年の旅・大阪音大での公開講座に行ってきました。 | 京都市左京区岡崎 英語で話すピアノ・リトミック教室

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小さなうちからから英語が話せてピアノが弾ける!

京都市左京区岡崎

世界に通じる英語と音楽で

グローバルで活躍する人間になる

Michi's Music School 藤井未散(みちる)  


 

ブログを書くのが遅くなり、少し前のことになってしまいますが。。。

先々週の土曜日に私の母校でもある

大阪音楽大学での公開講座があり、

受講してきました。

 

 


ピアノを弾く上で

作曲家の時代背景、政治的背景など

理解を深めることはとても大事です。

ルネッサンス時代からロマン派までを1時間半以上たっぷり聴講させていただきました。

 

 

古代ギリシャ文化を復興させようとするルネッサンス時代。

この時代はポリフォニーによる(複数のメロディが同時に流れ、1つの音楽を作る)声楽曲(宗教作品)が作られました。

対位法の模範でもある作曲家、パレストリーナの作品は均整の取れた美しさで、とても穏やかに流れるイメージで、6声の対位法は後のバロック音楽へ繋がっていきます。

講座では「キリエ」を聴かせていただきました。

視点の変化では神から人間へ、

ルターによる宗教改革もこの時代です。

宗教的な権力から世俗的な権力に変わりつつある時期です。

 

 

ルネッサンス時代では均整の取れた美しさであったが、バロック時代に入ると、きっちりとした美しさからかけ離れ、形が曲がったり派手な装飾や建築物を批判する意味で、

いびつな真珠「バロック」という言葉が使われました。

ベルサイユ宮殿は代表的な建築物ですね。

この時代の特徴として、コントラストを取り入れてはっきりと対比させていく様になります。

また人間的な感情を大切にし、劇的に表現しました。

 

 

歌の伴奏がメインだったのが、バロック時代では

器楽がスポットを浴びる様になり、楽器が発展していきます。

パイプオルガンはパイプを増やすことで音が豊かに、チェンバロ(撥弦楽器)はコンパクトな楽器で

51鍵のヴァージナルからスピネットへと今の形に近づいていきます。

当時の白鍵は黒檀が使われており黒色、黒鍵は

貴重だった象牙が使われていたので白色と現在の

ピアノとは白鍵・黒鍵が逆なのです。

 

 

1700年クリストフォリがハンマーで弦を叩く

打弦楽器のフォルテピアノを発明。

 

 

同じリズムで進行していくと和声が生まれる

ホモフォニーが。そしてバロック時代の終わり、

長調・短調ができつつあります。

 

 

バロックから古典へ移る過渡期のギャラント様式は分かりやすい音楽でメロディがシンプル、和声が簡素で今まで重かった教会音楽がより分かりやすい音楽に変化していきました。

ロンドンで活躍したバッハの息子ヨハン・クリスチャン・バッハはモーツアルトに影響を与えました。

 

 

もう1人のバッハの息子カール・フィリップ・エマニュエル・バッハは率直な感情の表現を重んじる多感様式を極めました。

 

 

現在ではバッハと言えば、ヨハン・セバスチャン・バッハですがその当時は息子たちの方がすごい作曲家だと思われていた様です。

 

 

さらに古典派、ロマン派と続いていきましたが、これ以上書くと長くなりますので割愛させていただきます😅

 

 

ここ数年はオンラインでの受講が多かったですが

実際に大学に行き受講し、学生に戻った気分でした💦

学生時代、もっと勉強すれば良かった!

なんて思いました。

 

 

人数も少なく、この少人数のために講座をしていただいたこと、こんな素晴らしい講座が無料で受講できることに感謝です。とても贅沢な時間を過ごさせていただきました。

次回も楽しみです🤗

 

 

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