【レビュー】二十五、二十一 | ミチルの韓国ドラマ放浪記

ミチルの韓国ドラマ放浪記

韓国ドラマを月に150時間ほど観ています!
でもまだまだ観たいのがあり過ぎる…
備忘録も兼ねてレビューを残しています。
 ※ネタバレも含みますのでご了承ください。

オススメ度:

 

 

ナムジュヒョクの魅力が分からなくって、

(どの役もいつ見てもナムジュヒョク…)

 ※個人的な意見です

観る気がほぼなかったのだけど、

百想芸術大賞でキムテリちゃんが受賞したとならば、観てみよう!

と観てみたら、

コメディ具合がドツボにハマりw

 

そして何より、さすがキムテリ!!と感嘆するほどの演技力で、

観て良かった~!

面白かった!

 

なんたって、キムテリ、32歳なのに高校生役が馴染んでたんだけど?

ナムジュヒョクは28歳で、大学生の役(正しくは、だった)だから、

まぁ、イケなくはないか、ってぐらいだけど。

 

もう一回観たい、と思わせるほどオススメです!

 

 

あらすじ

明るい未来を夢見ることが難しい時代。必死で夢を追いかける若きフェンシング選手は、どん底からはいあがり、人生を立て直そうと懸命に働く青年と出会う。 

(Netflixより)

 

いつものごとく、Netflix、説明が短いので、情報量の多いWikipediaも載せておきます!

 

 

《主要人物名》

ナ・ヒド(フェンシング選手):キム・テリ

ペク・イジン(大学生→記者):ナム・ジュヒョク

コ・ユリム(フェンシング選手):ボナ

ムン・ジウン(ヒドとユリムの同級生):チェ・ヒョヌク

チ・スンワン(ヒドとユリムの同級生):イ・ジュミョン
ヤン・チャンミ(ヒドとユリムのコーチ):キム・ヘウン

 

 

  唯一無二、ヒド

このヒドが出来上がったのは、キムテリだったから、と言っても過言ではないと思う。

純真無垢、正直、真っすぐ、この要素だけで出来たのがヒドって感じで、

こういう真っすぐな女の子は、ドラマのヒロインになりがちではあるけども、

ヒドというキャラがめちゃ立っていて、

今までいるようでいなかったんじゃないかな、と!

 

ガハハって笑うけど下品ではなくって、

適度にダサい髪型なのに何だか可愛らしくって、

(まぁ、あの時代は日本でもオンザ眉が流行ってたもんな)

フェンシングしかしてこなかったせいで友だちもいないぐらいなのに、

全く悲壮感がない。

 

純粋にフェンシングが好きだったから、ずっと続けて来られたんだろうけど、

好きって言っても、それってなかなか容易なことではない。

 

そんなヒドにとって、イジンは初めての親友でもあったんだと思うのね。

出会いの小便小僧シーンは笑ったw

 

イジンが新聞配達のバイトをしてて、道側から新聞を投げ入れたら、

ヒドの家の小便小僧に当たっちゃうのよね。

 

 

どんななったかと言うと…

 

 

大事なところがポッキリ折れて、ちょぼちょぼしか出なくなっちゃったのよ…!笑い泣き

 

 

あとね、イジンが貸本屋でもバイトしてるんだけど、

ヒドはそこの常連客で、お気に入りのマンガをいっつも借りてたんだけど、

お母さんとケンカしてマンガが破れちゃうわけ。

 

苦肉の策で出した答えが…

 

 

手書き!!笑い泣き

なんか微妙に味ある下手くそ具合!(笑)

 

 

それをこっそり返しにいったのに、あっさりイジンに捕まり、

大号泣w

 

 

 

韓国語の字幕が出るほどに何言ってんのか分かんない笑い泣き

 

 

今思い出しても笑えるww

いや~ほんと、ヒド可愛かった!!

大好きです!!笑

 

 

  コーチとの関係性も良かった!

ユルムに憧れて転校したヒドだったけど、

そこで出会ったコーチとは、運命的な出会いだったんじゃないか、と思うのね。

 

ヒドはこれ以上にないくらい真っすぐな女の子で、生活の100%をフェンシングに捧げてるくらい。

コーチは一見、やる気なさげなんだけど、選手としても一流だっただろうと思われるからこそ、

全部見えてるんじゃないか、ってくらい、

本当にフェンシングのことを熟知している。

そして、変わり者(笑)

 

でもその変わり者に引けを取らないのがヒドであって、

特訓して欲しい、とコーチにお願いしたら、その時間がめちゃ早朝なわけね(笑)

 

 

顔、顔!笑い泣き

 

 

ちなみに、ヒドに課したメニューも個性的だったw

 

  1. 毎朝、胴に5キロ、足に2キロ、腕に2キロ、合計10キロの重りをつけて、自宅からコーチの家まで(徒歩1時間の距離)走る
  2. ファント1,000回/日(早朝と午前に300回ずつ、夜に400回)
  3. 毎週末、容器を持って裏山に登り、頂上で湧水を汲む。それをコーチの家まで届ける。制限時間は2時間。5年飲んでいるから、水道水でごまかしたら分かるらしい。
  4. コーチ指定の曲の振り付けを覚える

 

まぁ、1と2は分かる。

地味な練習こそ、基礎を作り上げるのよね。

 

しかし、3は個人的なおつかいよね?(笑)

4に至っては、なぜにダンス?(笑)

 

でもね、一番、フェンシングに関係なさそうだったダンスが、

意外と功を奏したんじゃないか、と、ヒド的には。

 

 

 

ジウンにダンスを教わり、完コピした図笑い泣き

フェンシングにもリズム感が大事らしいわ~

 

このジウンもいいキャラしてたね!

スイカを食べた時には、種を空に吹き出し、顔で拾うという芸(?)を披露してました。

 

 

ホクロじゃないよ?

 

 

  その後、ヒドとイジンは…?

ヒドが大人になってからのところからストーリーが始まるから、

全く先が読めない!

というよりも、

あ、なるほど、こういう関係性よね…

ってネタバレがありつつ進んでいく、という…

実は、序盤でヒドとイジンはどうなったのか、というのが分かっていますDASH!

 

なんたって、ヒドの娘がストーリーテラーの役割も担ってるんだけど、

名前がね…

キム・ミンチェなのよ…

ペクじゃないんかい!!!

そうツッコんだよね…

 

ハッピーエンドが多い韓国ドラマにおいて、

この切り口は本当に珍しい…

 

だからといって、サッドエンドでもないのが、

まとめ方が上手いなぁ、って思ったところ!

 

じゃあ、ヒドは誰と結婚したんか!

という謎は残るけども、

これもモヤモヤはしなかったな。

 

ところどころ巻き戻して、この人かな!?って探したりもしたんだけど(笑)

あの青春時代に出会った人ではなくて、

イジンと別れた後の大人になって出会った人だったんだろう、と思う。

 

そして、イジンは多分、独身のままなのではないか、と。

 

今の二人にブルースを感じながら、

ヒドとイジンがもし、結ばれてたら?って想像したけど、

もしかしたら、好きだけど一緒にはいられない、という

がんじがらめでズタズタなところまで行ったかもしれないという気もする不安

 

 

多分、ラストの解釈は十人十色あると思うので、

余韻を楽しみつつ、

いや~自分はこう思うな~

とか、色々想像してみるとより楽しめると思います!

 

 

 

海で花火とか、青春以外のなにものでもないでしょうキラキラ

若い頃の楽しかった記憶って、歳を取った頃に思い出すと、

なんだか胸がキュンとするのよね。

いい写真キラキラ

 

 

OSTも爽やかで良き!

NCTテイルのレコーディング風景がまた可愛いんだわニヤニヤ

 

 

 

グッズの多さ…!!

LPまであるしポーン