先日10月11日に行われました第71期王座戦五番勝負第4局で、
永瀬拓矢王座に挑戦していた藤井竜王・名人(王位,叡王,棋王,
王将,棋聖/21)が138手で勝利し3勝1敗で王座位を
奪取しました。
これにより八冠全制覇となりました。
全冠制覇は史上4人目、八冠独占は史上初となります。
また王座の最年少記録(羽生善治九段21歳11ヶ月)を
21歳2ヶ月で更新しました。
おめでとうございます!
※九段、十段は竜王の前身
※日本将棋連盟さんHPを参考に作成
VS仲間でもある永瀬王座は手の内を知られている相手です。
また将棋に対しストイックで負けない将棋を目指し『軍曹』と
評されています。
今回防衛すれば永世称号が得られることから意気込みは
強かったと思います。
研究が深く押し切られることも幾度もあった厳しいシリーズを
制し王座位を奪取しました。
↓☆記者会見会場での藤井聡太新王座その1☆
↓☆記者会見での藤井聡太新王座その2☆
記者会見の内容です。
お祝いのコメントを載せます。(日本将棋連盟HP引用)
羽生善治日本将棋連盟会長
「八冠達成、誠におめでとうございます。継続した努力、卓越したセンス、モチベーション、体力、
時の運、全てが合致した前人未到の金字塔だと
思います。
今後も将棋の更なる高みを目指して前進を続けられる事を期待します。
杉本昌隆八段(師匠)
「王座獲得、そして史上初となる八冠達成本当に
おめでとう。どんなに険しい道でも臆せず挑戦し、
考え抜いた末に最後は必ず正解にたどり着く。
それは、私たちが持っている「人間力」を大事にして、その能力を十全に発揮したからでしょう。
全冠制覇も藤井八冠にとってはゴールではありません。これからも自分の信じる道を進んでください。期待しています。
やはり、藤井八冠は特別な方ですよね。
考えてみればデビュー後から輝いていました。
中学生で棋士になられた方はタイトルホルダーになると
言われていて、加藤一二三九段、谷川浩司十七世名人、
羽生善治九段、渡辺明九段、藤井聡太竜王・名人と
皆様なられていますが
藤井竜王・名人にはデビュー以来29連勝の偉業、
あまたの最年少記録の更新など枚挙に暇がありません。
これからも高みを目指して邁進して行かれるんでしょうね。
楽しみにしています