藤井聡太五冠対局(7月20,21日)結果【王位戦番勝負】その2本編 | みちるん21のひとりごと

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先日7月20,21日に行われました藤井聡太王位の対局、

お~いお茶杯第63期王位戦七番勝負第3局、挑戦者豊島将之竜王(32)戦の結果の報告の本編をUPします。将棋

 

チューリップピンク  チューリップ紫  チューリップピンク  チューリップ紫  チューリップピンク  チューリップ紫

 

王位戦タイトル戦は持ち時間各8時間、切れたら1分将棋。

2日制で1日目18時に「封じ手」を行い、2日目開封、開始です。

第1局目での振り駒の結果、先手番は豊島九段です。

戦型は『角換わり腰掛け銀』と決まりました。

序盤まずは豊島九段の研究で進んでいく。が、出だしはともかくも

ひとまずよくある形に落ち着く。

藤井王位の手で前例から離れた。しかし、近年よく指されている

下段飛車とは趣向が全く異なる。昔懐かしい形の様だ。

「温故知新でこういう形が戻ってくるのかな?」とうれし気に語る

検討担当の棋士さん。

またこの序盤の形は今までのスタイルをお互いが変えたかったのではないかとも読みました。

中盤、現代調の流れに戻していこうとすれば後手には厳しそうだ。

藤井王位は時間を使い考える。

検討は後手には自信がなさそうだと判断している。

長考の時間を重ね先手豊島九段との持ち時間差は2時間以上まで

広がりました。

50手目▲4八銀で豊島九段が封じ手(51手目)を行い、

1日目が終了しました。

消費時間は▲豊島九段:3時間16分、△藤井王位:4時間24分でした。

 

 

【2日目】

封じ手開封。51手目は▲3八飛でした。

この手は控室の検討の棋士さんも予想外だったよう。

この手は受け一方になる可能性があるが、どうか。

藤井王位も意外だったのか24分の考慮で追撃策を取りました。

形勢は後手寄りとなっているようだ。

58手目△2二玉で豊島九段は183分もの大長考をします。

昼食休憩も合わせ3時間3分に及ぶ長考で▲5三角成。

検討でも出た手ではあるが、

後手の攻め手が広く重要な局面になっていると思われる。

終盤に入り、流れは藤井王位に寄っているようです。

豊島九段は普通の手では勝機が無いかも知れぬと尋常でない手を

指しました。それが勝負手67手目▲2四桂。

これは2筋に飛車がいるときにやる、その意味での勝負手です。

これは1手負けになるところを引き分けに持ち込もうとするような

そんな感覚。

豊島九段は34分使い後手玉に詰めろかけました。

後手は勝勢でありながら2者択一を誤ると大逆転の可能性もある。

79手目豊島九段は1分将棋になりました。

そして先手玉に詰めろ。

84手目△7七金で豊島九段投了を告げました。

10手の詰めろが

終局時間17時39分。

勝った藤井王位は2勝1敗となりました。

第4局は8月15・16日(月・火)に佐賀県嬉野市「和多屋別荘」

で行われます。

【将棋連盟さんLive「観戦」おおいに参考】

 

↑☆☆お疲れさまでした~グリーンハーツ。愛知県人同士の対局なので白黒つけるのがつらいところ。後悔のないようにお二方には頑張っていただけたらと思います。☆☆

 

対局後のコメントです。(日刊スポーツさん引用)カメラ

藤井王位「ちょっと経験の少ない形になり、序盤から難しい展開になってしまったのかなと思っていた」

藤井王位「第4局はしばらく先になるので、しっかり休養し、コンディションを整えて臨みたい」

 

豊島九段「どこでまずくなったのか分かりません。仕掛けの応対がまずかったのか、先手6三歩成(57手目)に別の手があったのか。序盤は互角に近い形と思いました」「封じ手の背年手3八飛ではまずいと思っていませんでした。その後もいけるつもりでやっていたんですけど、考えているうちに自信がなくなりました」

豊島九段「(第4局は)しっかり準備して頑張りたいと思います」

 

 

藤井聡太五冠の次の対局ですが、将棋連盟さんHPの予定(7/24-7/30)にまだ載っていませんでしたので、

後日わかりましたらUPします。

それまでお待ちくださいませね。、またよろしくお願いします。

 

※最新の情報を取り、数局の報告を飛ばしました。

機会があればUPしたいと思います。