藤井聡太七段結果(6月22日) | みちるん21のひとりごと

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6月22日に行われました藤井聡太七段対局、
第69期大阪王将杯王将戦一次予選決勝の対千田翔太七段(25)戦の
結果を報告いたします。
千田七段はタイトル戦にも登場の経験があり、AI(将棋)ソフトの使い手と
定評のある実力者です。

大阪杯王将戦予選は持ち時間各3時間、切れたら1分将棋です。
先後は振り駒の結果、藤井七段が先手番、千田七段が後手番になりました。
戦型は『矢倉』に決まりました。
藤井七段先手番で『相矢倉』の定跡形を指すのは初めてだそうです。
もっとも初手お茶、は変わらなくて次手が7六歩を指すのが2017年10月以来と
この対局は意外性が多いですね。いつもは先手番なら「2六歩」です。
そして角には角で対抗する『脇システム』を採用です。
(※脇謙二八段が得意としている形。終盤の寄せ合いまで定跡化されているケースも)
千田七段も新研究の手を繰り出す混戦模様に。
45手目で昼休憩に。ここまでの消費時間は藤井七段は1時間13分、千田七段は25分。
ここで勝負メシのご紹介。千田七段は『鴨せいろそば』、藤井七段は『冷中華』。
中盤形勢は先手有利→先手優勢に。
72手目より先手玉に飛車切りの王手。歩で防ぐも続く△7九飛で先手玉の危機。
77手目▲3一飛打ちで後手玉に王手。
83手目▲5一角で後手玉に詰みができるが▲5三歩成で金横に成り捨て。
84手目△5三同金寄。85手▲5一角打ちで王手。成り捨て効果で▲2一馬が効く。
86手目△7二玉で逃げ、87手▲7三角成、88手△7三同玉。
89手目7一飛成、90手目△7二金、91手目▲6二銀。
この局面で千田翔太七段投了。92手目…後手玉には8手の詰めろがありました。
勝った藤井七段二次予選に進みました。

対局後のコメントです。
藤井七段「矢倉は経験が多くはないので、明確な判断ができない場面が多かった。
リーグ戦に入ればトップ棋士の方と多く対戦できる。そこを目指していきたい」
(朝日新聞デジタルさん引用)

藤井聡太七段の次の対局は、6月25日(火)銀河戦本戦トーナメントEブロック10回戦。
対阿久津主税八段(37)戦です。
朝日杯の優勝経験もある実力者の棋士さんです。
今日ですね。早い!!キョロキョロてか私のこのブログUPが遅いんですね。ニヤリ
もっともこの対局は6月19日に録画されたものです。
放送日がこの日で、再放送は7月2日です。
結果はどうか、楽しみにしておりま~す。