藤井聡太七段結果(6月18日) | みちるん21のひとりごと

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6月18日に行われました藤井聡太七段の対局第78期順位戦C級1組1回戦。
村田顕弘六段(32)戦の結果を報告いたします。
もう、3日も経ってしまいました。キョロキョロオオッイツノマニ⁉
毎度のことながらぐうたらべが過ぎますね。笑い泣き

順位戦は言葉通りに順位の上位の棋士さんが昇級する棋戦です。
成績順の順位の上にいれば昇級しやすいのですが、
全勝を収めた場合は最下順位でも昇級が可能です。
前期は藤井七段、1敗に泣きました。
デビューから初の順位戦黒星で昇級ならず、という残酷な結果。
今期も師匠の待つ『B級2組』昇級への長い戦いが始まりました。
順位戦の持ち時間は各6時間。切れたら1分将棋となります。
先後は抽選時よりあらかじめ決まっておりまして、
村田六段の先手番となっております。
戦型は『ひねり飛車』(※別名「縦歩取り」縦から歩を狙う戦法。△3四歩を狙って2六にいた飛車を
3六へ寄る。その後この飛車を左翼へと転換)
序盤は互角ながら後手寄り。
31手目で昼休憩。この時点の消費時間は村田六段59分、藤井七段1時間。
勝負メシのご紹介。
藤井七段は「天丼セット(冷たいうどん)」、村田六段は「卵とじうどん」
中盤、藤井七段激しい攻めを選び先手陣に角成。
形勢は後手有利→後手優勢。
70手で夕食休憩。この時点の消費時間は村田六段3時間30分、藤井七段3時間48分
勝負メシのご紹介2度目。
藤井七段「豚しゃぶカレー」、村田六段「ソーセージカレーチーズトッピング」
84手目△3五香の銀取り。解説の方が勝ちと見切っての手なのかと問います。
長考の末に先手▲4一銀と王手。△同玉。
87手目▲2二角成。89手▲3一角。ここで後手玉に詰めろか。
藤井七段緊急性がないと判断し、先手陣に90手△4七成桂で王手。
先手玉への詰めろ筋が多く、解説の方々もこれが詰めろかどうかと論じます。
95手ほどから数秒の指し手が続く先手玉の攻防。109手▲7六玉。
110手目△7八龍。111手目▲7七飛。112手目△7七同桂成、
113手目▲7七同馬。2二馬(角成)から引かせた。114手△2六飛打ちで王手。
▲6六桂で合駒。116手△7七龍で王手。▲同玉。
118手自玉の安泰のため仕上げの△3一玉(角外し)。
この手を見て村田顕弘六段投了。
先手玉にはこの時点では詰めろはなかったが、
数手後には3筋の詰めろがかかっていました。その一つは16手メイトでした。

対局後のコメントです。
藤井七段「思ったよりこちらの玉が薄くなって自信のない展開になりましたが、
なんとかしのぐことができました」
-幸先いいスタートになりましたが-
藤井七段「気負いすぎてもよくないかなと思うので、自分自身の対局に集中して
昇級を目指していきたい」

次の藤井聡太七段の対局ですが、6月22日(土)大阪王将杯王将戦一次予選4組決勝、
対戦相手の方は千田翔太七段(25)です。
公式戦で一度対局したことがあり、その際は藤井七段が勝っています。
頑張って応援いたします!!

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↑☆☆長時間の対局お疲れさまでした~☆☆