藤井聡太七段結果(1月24日) | みちるん21のひとりごと

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1月24日に行われました藤井聡太七段の対局。
第32期竜王戦4組ランキング戦1回戦、対村田智弘六段(37)戦の結果を
ご報告いたします。

竜王戦の『ランキング戦』は昇降級制の予選トーナメントの事です。
決勝トーナメントに上がって現竜王の広瀬章人竜王への挑戦者を決めるわけです。
持ち時間ですが、各5時間。切れたら1分将棋となります。
振り駒により、先手番は村田六段、後手番が藤井七段となりました。
ん~~後手番が続きますね。主導的に進められる先手番がやり易いと思うんですがね…。
最近は後手番から仕掛ける、というパターンも見受けられるので
どちらでもイケますよ、ってところですかね。
戦型は『相掛かり』です。(※相居飛車の定跡。お互い角道を開けないまま飛車先の歩を
のばしていき、まず先手が歩を交換するwiki引用)
序盤は先手寄りで24手でお昼休みに入ります。
勝負メシのご紹介。藤井七段は「和牛プレミアムハンバーグ」。村田六段「ステーキ弁当」。
再開。持ち時間の長い竜王戦ならではのじっくりとした流れ。
棋士室では「これは夕食休憩に入っても戦いが始まっていないかもしれません」
との声。40手ほどで「現局面は互角で後手が神経を使う局面でしょう」
55手で夕食休憩に入りました。
勝負メシのご紹介2回目。藤井七段「ハッシュドビーフ」、村田六段「なべ焼きうどん」
再開。現局面では互角。
67手で先手勝負に出て流れが動きました。
先手陣に後手角成。香車で防ぐもさらに角打ち。
先手が進める『ひねり飛車』は歩が利かなければリードを奪いづらい。
中盤後手優勢→90手には後手勝勢という流れに。
114手先手玉に詰めろ。先手一旦は耐えるが116手再び詰めろ構築。
途切れない攻めに耐えるも、126手で村田六段投了。
藤井七段2回戦へ進みました。

対局後のコメントです。
藤井七段「早い段階でまちがえてしまって、自信のない展開を強いられたのですが、
▽9八角(70手目)と打ったあたりから盛り返せたのかなと感じました。
その後は手厚く指して行けたかなと思います」
藤井七段「今期の竜王戦は、まだ始まったばかりで先は長いですが、
まずは次の一局に全力を尽くして頑張りたいと思います」
村田六段「57手目では調子がよいかなと感じていました。本譜の順でいけそうな
気がして突っ込んでいったのですが、うまく対応され、駄目になっていまったのが
誤算でした」

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↑☆☆堅実な村田六段の指し手に結構中盤は藤井七段危険だったようです。笑い泣き
  お疲れ様でした~~☆☆

藤井聡太七段の次の対局です。
1月30日(水)棋王戦予選、対戦棋士さんは中村亮介六段(33)です。
1度対局した事があります。その際には勝っていますが、勝負は水ものです。
ぜひ応援していきましょう!!