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ふしぎ通信みちまな！
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∴∵∴みちまな、鍵盤に指が負けますの巻 （第４８３号）∴∵∴
こんにちは、みちまなです。
まだ６月なのに、なんでこんなに暑いのか！
毎年、言ってるような気がします。
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605）電子楽器はこれからどうなるか。
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電子楽器の演奏を体験した。
日比谷音楽祭で、何社もの楽器メーカーが
体験ブースを開いていたのだ。
その中で感じたのは、なんとかして、自分で音を鳴らす
楽しさを体験してほしいという共通認識だ。
叩けばいいだけ。吹けばいいだけ。
ボタンで音の種類を選んで、穴をふさげばいいだけ。
いかに簡単にするかに気合が入っている。
そして、一つの楽器で、幾つもの楽器の音が
出せるという機能の楽器が幾つもあった。
電子楽器ならではでだ。
振り返れば、私は学校でしか楽器を習ったことがない。
ハーモニカ、ピアニカ（鍵盤ハーモニカ）、
リコーダーの３種類。大学で単位に必要だったピアノ。
ピアノ以外は、誰でも体験しているんじゃないだろうか。
「吹けば音が出る」楽器である。
音を出しやすくて、価格が比較的安い。
教育現場で選ばれるわけだ。
問題は、その後だ。
ここからがぎゅっと絞られてしまう。
バンドに憧れてギターやドラム、ベース、キーボード。
吹奏楽にはまって、管楽器。
場合によっては弦楽器。
学校の活動なら、学校でやれる。
しかし、学校以外だと、音を出す場所探しから
苦労することになる。
練習しないと上手くならないが、上手くなるには
練習する場が必要。
電子楽器はその制限をある程度、緩和することが
できる。音量を調節できるから。
そして、技術を身につけるためのハードルは
独学だと高い。
電子楽器はそのハードルを下げようとする。
音楽を楽しむ人がいて、楽器メーカーは
存在し続けられる。
音楽の裾野を広げるのは、生存に必要なのだ。
電子楽器が裾野を広げることは確かだろう。
あとは、その楽器を実際に触ってみる、
演奏してみる場をどれだけ作れるか。
その先に歩くよう背中が押せるか。
音楽が娯楽、趣味の大きなものであり続けるために
楽器はさらに色々な姿で提供されていくだろう。
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作家の太宰治の作品『津軽』の中に、故郷の
金木町（今は五所川原市）の町長が国鉄の上野駅で
金木にある芦野公園駅（津軽鉄道）までの列車の
切符を求めてもめたという文があります。
どういう感想を持たせたくて太宰が書いたのか、
知る由もありません。
が、実は、この町長、私の曽祖父です。
私は会ったことがないですが、ネット検索で
この町長の名前が出てこないのがなんだか癪だったので、
書いておきます。
高橋昌五郎（たかはし しょうごろう）です！
津島じゃありませんよ。
では、また！
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メールマガジン「ふしぎ通信みちまな！」第483号 2024年6月25日
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