野菜を収穫し販売するにあたって、まず畑ですることがあ
ります。
ります。
べつに、変な儀式、ではありません。
まず、生で食べてみるんです。
もちろん、イモ類や一部の豆類は、さすがにしません。
でも、根菜類は食べてみることが多いです。...
大根もニンジンも、ゴボウだって食べてみる。
菜花も食べてみる。
きゅうりも、もちろん。
キャベツも、えんどう豆も、もちろん食べてみる。
生で。
生で食べると、その野菜の持つ真価がわかるような気がし
ます。
いったん畑を離れれば確実に鮮度が落ちます。
ということは、畑で生で食べてみておいしくない野菜は、
お客様の手元へ渡ったときに美味しいはずはありません。
また、畑の土がいい状態かどうかを見るときには、土を口
に含んでみることが多いです。
つまり、土を食べてみる。
『え??』
と思われるかもしれませんが、あの水上勉の著書には、そ
の重要性が書かれています。
つまり、古来より、当たり前の事らしいです。
www.shinchosha.co.jp/book/
114115/
土を食べてみると、エグミのある土、美味しい土、いろい
ろです。
まあこれは、皆様はまねをしないでください。
さすがに自己責任でやっていること、
でも、土を作ることで食べられる土になり、
その土がはぐくむ野菜を、私たちが食べる・・・・・
難しい数式や化学記号がわからない私なりに考えた、土の
測定法、ともいえるかもしれません。