こんにちは。
インテリアプロデューサーの
香取 美智子です。
4月にオープンした薬局の
インテリアプロデュース案件。
真っ白一辺倒の薬局が多い中、
北海道の森にいるような
癒しの空間になりました
どんなインテリアの薬局になったか?は
こちらの記事でお届けしています。
この薬局を手掛けさせてもらうまでは
薬局でいちいち病状を確認されるのはなんで?
と不思議でした。
待ち時間が少なくてすぐ薬を受け取れることが、
いい薬局だと思っていたからです。
それなのに。
今手掛けている薬局のオーナーさんが
「相談室をもうけたい」とこだわられました。
しかも2つも!!
けれど。
オーナーさんの想いをお伺いして
相談室の名前は
『MORI』
と
『HANA』にしました。
薬局でいったい
何を相談するの…?
たとえば。
ある患者さんが「眠れない」と言えば、
病院で睡眠薬が処方される。
その薬を飲んでから吐き気が出れば、
吐き気止め薬が処方される。
その薬を飲んでから、認知症の症状が出て
今度は、認知症の薬が処方される。
ところが。
睡眠薬を止めたら
すべての症状がおさまった。
そう。
病状悪化の根源は
「睡眠薬」だったのだです。
薬には効果もあるけれど
副作用もある。
そこが分かるのは、薬のプロである薬剤師。
症状が軽いうちに、相談して欲しい。
だから新たな薬局には
相談室が絶対条件だったのです。
だから。
体調が優れない患者さんが
落ち着いた気持ちで
心置きなく相談できるよう
『MORI』の相談室は
自然のもつ「癒し」と
「力強さ」を表現しました。
北海道在住の
切り絵アーティストが描いた
「鹿」をデジタルプリントした壁紙。
ヒノキをスライスした
オーロラデザインの照明。
こちらのペンダントランプは
スタンドタイプもあります。
人が本来もつ「自然治癒力」と
「生きる力」を引き出し
体調不良という「闇」を抜け出せるように。
『HANA』の相談室は
蝶が舞う様子の壁紙に
そよ風をイメージする照明にしています。
そこまで症状は重くなくても
ちょっと体調が優れない時に
気分が明るい気持ちになれるように。
薬局の名前は『なくすりーな』
「薬をなるべくなくす」
というオーナーさんの
強い思いが込められています。
点で考えれば、その薬は有効でも
その人に合うのか。
その薬の組み合わせでいいのか。
それが大事。
インテリアも同じ。
片付かないからと、
100均で収納グッズを買い
また散らかると、
今度はファストインテリアで
収納家具を買う。
点の対処療法や組み合わせを誤ると
いっこうにお部屋の悩みが
解決しない。
薬でも、インテリアでも
根本の問題を解決しないと
状況が悪化していくことも。
狭い・片付かない・くつろげない。
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