さてさて、昨日アップした、女医・上原暢子先生のプライベートサロンのインテリアプロデュース事例。
このテーマ記事のアクセスがすごくて、みなさんの興味・関心の高さがうかがえます。
昨日の記事・ビフォアアフターの写真はこちらから。
今日はどのように家具を決めていったか?をお届けしたいと思います。
最初、暢子先生のリクエストは、
「生死」という繊細なテーマを扱うワークショップを行うプライベートサロンなので
「テーブルを1~2つ程度並べて、4人ぐらいが座れるもの」
「座る人同士があまり密接しないもの」・・・ということでした。
そこで、ご提案を何パターンかご用意。
テーブルとイスのパターンを4パターンご用意しました。
複数以上のパターンを用意するのは、デザインや色の違いをみてもらい、イメージするものを絞り込んでいただくためです。
暢子先生にみてもらったところ。
「なるほどねえ・・・」と言いつつ、なんだか浮かない表情。
これは予想していた反応でした。
なぜなら。
私自身がヒアリングをして、
暢子先生が本当に求めているものは「机とイス」というスタイルじゃないんじゃないかなあ・・・と気づいていたからです。
それに。
プラニングをしていて、このコンパクトなリビング空間に、机とイスを人との距離を一定に保ちながら複数以上置くことは無理がありました。
空間を有効活用できず、コスパが悪いのは明らかだったからです。
それでも。
いきなり私の思うものでご提案をださなかったのは、暢子先生自身に
『「机とイス」というスタイルは私の求めているものではない。』と気づいてもらい、心底納得した上で、次のステップに進んでいただきたかったのです。
この捨て提案を出す前に、私が
「それはこういう理由でやめたほうがよくて、こっちの方がいいですよ。」と私の意見を言ってしまったら、後々しこりが残ります。
あくまで主役はお客さま。
私はプロデューサーという黒子です。
暢子先生自身が
「自分が選んだ」と思えることが
満足感につながり、インテリアに愛着がわきます。
ダメ押しで、
私が、「これで大体予算●●円くらいになります。」と申し上げたら、
「え!!!そんなにかかるの?(Σ(・□・;)」と。
ここで、初めて
「暢子先生が本当に求めているのはこっちなんじゃないかなと思うんです。
次に私が示したのは・・・。
それは、また次に書いていきますね。
本日、女医・クリニック関連記事で1位になっています。
ワークショップ開催情報もこちらで確認できますよ(^_-)-☆
***************************
☆お部屋の悩みを解決し変身させたい!
インテリアプロデュースのお問合せはこちら。
☆京都の工務店・喜創で、インテリアコーディネーターと創る家『Co-fit』でインテリアから考える家づくりをしたい方のモニター募集中!