ハロ~みなさん!ごきげんいかが?
わたし、今日はまあまあ、ヨ(まあまあかい)
水曜日から旅に出るので荷物のパッキングをし始めました。体調も回復に向かっている感じがするので、無理せずこのまま良い状態で居られますよう、願っています。
ところで。
闘病生活を始めて早、半年。
最近は闘病生活における自分の在り方、を考えるようになってきました。
わたしね、まだまだ甘ちゃんなところがありまして。
子供っぽい、というのか。
アラフォーにもなって恥ずかしいはなし、です。
外では人を元気づけたり励ましたり、自分でもそれが生き甲斐みたい。
患者さんと寄り添ってお話をしたり手を取り合って励まし合うことが好き。
わたしも元気になれます。
みなさんとお話をし、励ましあいながら、わたし自身がたくさんのエネルギーを頂いています。
どなたかを元気づけることでわたしも元気を頂ける。ありがたい愛の循環かな、と思います。
でもね、家だとどうも甘えてしまいます。
まあ、それもわたしらしいと言えばわたしなんですけれども。
弱音を吐きやすくなるとでも言うのかな。
我が家のオッ様↓
わたしが癌に罹ってから、彼は感情をあらわにする様になりました。
プライドが高く、弱味を見せなかった彼が素直に想いをぶつけてくれること、一緒に痛みを共有してくれること、わたしはとても幸せな境遇に居ます。
わたしね、ば〇正直なんですね。
ですから、オブラートに包むとか、実はうまくはない。
彼に体調を聞かれると隅々まで説明してしまったり。
具体的に描写したり。(みなさんにお話しするように『肝臓のゴルフボールがうんたらかんたらで、痛みは握りつかまれている感じ』、などなど。
これはある種のワガママかな、とも反省します。
何故なら、わたしの過剰な申告は彼のこころを痛くしてしまう。
何も出来なくてごめんよ、替われなくてごめんよ、と。
わたしは替わってなんて欲しくはないし、彼が癌になるより、わたしが癌になって良かったとさえ思う。(もちろん、癌にかからないに越したことはありませんが)
男性の患者さんにはあまり無いみたいですね。
男性は俺はおとこだ、ってのがありますから、泣き事は言わないと決めてるのかもしれませんね。
立派だナぁ。わたし、べらべら呟いてばかりだから少しは侍スピリットみたいなものを持った方がいいかな。
意識しないとそのまんま、を彼にストレートに伝えて彼が言わしれぬ悲しみに苛まれること、に最近ようやく、気付きました。
『痛い』とか『気持ち悪い』とかね、どうも自然に唇からこぼれてしまう。
わたし、おしゃべり、または実に独り言が多いタイプなんですね。(なおしたいなあ~)
伝えるつもりはないのに、ついつい『痛い』、『気持ち悪い』とかね、こぼしてしまう。
こんな言葉を習慣化させたくないな、とは思いつつも
呟く癖、は何故かわたしにしみ込んでいる。
一人暮らしが長かったからかな、と分析してみたり。
でね、わたしなりに対策を考えました
独り言や、掛け声は日本語にしようと。
でね、今回の化学療法は胃のむかつきが酷いものですから、わたしの呟きは『気持ち悪~い~』が多いですね。
言葉にするという事はそれなりに限界が来た時だったりします。
ですから、わたしが『気持ち悪~い』という時は鬼気迫っていますから、音にしたら
『ぎぼぢわ"る"~~~~~い""""!』という感じです。
何故だか不思議ヨ。
声に出すと発散されるのか、
幾分、楽になる錯覚を覚えます。
で、家族の者がわからないのを良いことにわたしは好き勝手、『気持ち悪い~』だの
『痛~い』、などと、呟いて気を紛らわしていたわけです。
これを英語で『I feel like throwing up』『I feel soooooooo sick』
なんて呟いていたら、毎回、これを耳にする家族はハッピーじゃないですもんね。だから。
しかし。
声の感じで痛がっているのがわかりますね。いま、気付きましたヨ(いま、気づいた事に自分にもビックリとぼけすぎやしないか!)
でね、(話を続ける)
わたし、いつものように『ぎぼぢわ"る"~~~~~い""""!』とやっていたわけです。
もう今週はこのセリフの大合唱だったわけです。
わたし、至る所で『ぎぼぢわ"る"~~~~~い""""!』
『ぎぼぢわ"る"~~~~~い""""!』ってね、
家族もその音、に慣れてきました。
でね、
さきほど、我が家のオッ様に尋ねられました。
彼『今週さ、君はずっと怒りを込めたみたいな声で叫んでるけど大丈夫?』(今更、聞いてくる感じ、がわたしにとっては楽でもある)
わたし『あ、ああ、ごめんなさいね。掛け声みたいなものなのよ。声を出すと気合いが入るというか……』←誤魔化しているつもり。
彼『へぇー(゚A゚)そうか。君が大丈夫ならいいんだけど……。でも、ずっとキムジョイル、って言ってるよね……』
わたし『へっ?』
彼『眉間に皺寄せて、キムジョイル、キムジョイル、って』
う、う、
ええええええええ~~~~
キムジョイル
もう一度、言っちゃう
キム・ジョイルかい
金正日か~~~~~~いっっつ
いやはや、これにはお腹を抱えてしまった。
寧ろ、妻がキムジョイル叫んでいたらもっと早くに指摘すべきじゃないの?、と思いましたヨ。
あ~。やっちゃいました。
笑いが伝わらなかったらすみません。