2016年 11月からは、比較的、穏便な日々を迎えます。それでも精神的なアップダウンは激しく、睡眠障害は大変、危険なレベルにまで悪化しました。
たとえば、睡眠に入ることが難しい。
布団に入っても２時間、眠れずにいます。暗い部屋で１点を見つめます。しかし眠れない。眠れないと考え始めてしまう。考え始めると益々、眠れない。
頭はいつも何かしら考えていました。箸にも引っかからないくだらない考えごとです。
いま思い起こしてみても、その『考えていた時間』に考えていたことは、特に覚えてもいなければ、何か実行に移して成し遂げた、というものでも御座いません。本当に意味のない『眠れない時間』をわたしは何年も何年も過ごしていたのです。
無になる、ということが当時のわたしには難しかったのです。
パ―トナ―の寝息を最初に聞くのがわたしの仕事。そんなふうにも考えていました。眠りに入れなくて3時間ほど経つと諦めて起きることもあります。ホットミルクを飲む。それでも眠れない。ワインを開ける。眠れない。
気付いたら朝まで飲んでしまう。そんな日も重ねましたね。
たとえば途中覚醒。酷い時は１時間しか眠れない。毎回、目覚める度に時計を見ては悔しがる毎日。眠りたいのに眠れない。それでも朝は来るから家族のために身体は目覚めねばならない。
血走る目を目薬で覚ます。疲れた身体を奮い立たせる為にエスプレッソとエナジードリンク、食欲はないから、サプリメント。薬。たくさんの薬。食べないから食べたいという欲求が無くなる。
薬が必要だと信じてるから薬を飲み続ける。身体にいいと思うからエクササイズを必要以上にしてしまう。また、エナジードリンク。また、カフェインにエナジーサプリメント。食べられるときに食べたいと思って食べたとしてもバランスの悪い食事。食べ過ぎて嘔吐してしまう。食べ過ぎなくて倒れる。
…少し休むけどまた、同じこと、の、繰り返し。
悪循環が悪循環を産んでチェーンになってしまいました。周りまわってチェーンになってしまっていたのです。
チェーンはなかなか切れません。切るのが難しいです。何故なら、チェーンという形の『習慣』になってしまっていたから。
食べたい時に食べ、量も質も関係なく、食を楽しむことをしませんでした。
わたしはわたしをかわいがっていなかった。わたしはわたしを愛する仕方がわからなかった。
自分で自分を痛めつけるような生活が『いまのわたし』を作り上げていたのです。きづけば、それは生涯に渡ってそうでした。生涯に渡ってエクストリームな生活をしていました。やる時にやる性格。
わたしは量極端に生きるヘンテコな癖を持った人間に成長していたのです。
ただ2016年において、わたしのエクストリームな性格の部分が特に突出してしまった、というだけだったのかな、今となってはそう振り返ります。
↓2016年 ６月あたり↓こんな写真しかありませんでしたが、一番、体型もわかりやすいので掲載してみました。
年甲斐にもなく、派手な服装は気にしないでください
この時は確か仕事関係の為にこんな写真を撮ったのです。
この時は確か仕事関係の為にこんな写真を撮ったのです。精神面のことはこの時のこと、あまり覚えていません。やはり、自分でも病的に痩せていたと思います。
