ひとの人生は小説より奇なり。わたしたちの日常は悲喜交々、十人十色ですよね。
キラキラ輝いていた10代。若さとガッツだけでガムシャラに進んできた20代。30代になると前半はまだ20代の気持ちでいましたが、35歳で母になり、36歳で出産、となると否が応でも自身を変化させねばなりませんでした。段々と、すこしづつ、自分の両親の気持ちがわかるようになり、感謝する気持ちも以前より、たくさんできました。
みなさんにもドラマがあるようにわたしの人生にもドラマがありました。
娘が1歳を超え、わたしも断乳を終えた時期でした。
わたしの人生において、筆舌に尽くし難い、とても苦しい事件が身内にありました。
なにもかも失い、希望も夢も見いだすことが大変、難しい時期でした。
前述したとおり、妊娠において体重が20㌔増えたわたしです。2015年のクリスマスを後にダイエットを決意し、2016年3月には10㌔落としました。
そして、その3月の末に不幸が起きました。
その事件は身内にとどまらず、わたしの世界を変えました。今まで信じていたもの、友達、将来、家族、すべてを失ったり、失いかけたりしました。
わたしも、わたしの親族も大変、辛い想いをしたのです。
2016年、3月を期にわたしの体重は下落の一途を辿ります。以前から酷かった睡眠障害が深刻化し、食事も摂れなくなりました。アルコールに頼って寝ることもありました。
かれこれ、1年弱ほど、自分の身体のヘルスマネジメントを怠る日々だったのです。それでも大好きなエクササイズは毎日していました。
心臓が跳ね上がるようなダッシュをしたり、走ったり、歩いたり、ウェイト・トレーニングをしたり、身体をむちゃくちゃに疲れさせて、何かを忘れようとしていたのかもしれません。
ここで簡単に時系列を紹介します。
2016年、5月 初めて血便を経験します。以前、ぢを経験していたので、また再発してしまったのかな、と癌だという危機感はまったく抱いておりませんでした。
2016年、6月 心理カウンセラーを訪れます。ぢや食欲減退はこころの病ではないか、と思っていたのですね。
2016年、 7月 体重はBMI 16を切るほどになりました。慌てて食生活を見直します。
2016年 8月 血便はあったり、なかったり。毎日を気合いで乗り越える日々が続きました。
2016年 10月 こころを立ち直らせる作業を本格的に開始。食欲も戻り、最低体重から5㌔増えました。この時も毎日の運動、食生活、普段通りに生活しておりました。
お酒は控えるようにはなっていましたが週に2、3回はワイングラス1杯を飲んでいました。
2017年 1月 癌かな、と思う。だけど思うだけ、でした。