こんばんは、ミチコです。


過去記事でイイネとフォローして下さった方、本当にありがとうございます!


口コミで人気拡大中の映画「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」の最後の来場者特典が発表されましたえーん


今回は、書き下ろしミニ色紙だそうです。


お金かけていますよねニヤリ


ただ、個人的には今までの紙の方が飾りやすく、統一感もあったので良かったなぁと。


そして、とうとう最終御礼と言う事で、終演が近いのでしょうかショボーン


という事で今回も、映画「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」の本編の振り返りと感想をネタバレありで語ろうと思いますウインク


ネタバレOKだよと言う方は、本記事をご覧ください!



参照先:劇場版ゲゲゲの鬼太郎公式X
(閲覧日:2023/01/01)


なお、感想その4の続きからになります↓




⚠️ネタバレにご注意ください。



振り返り-哭倉村•続く事件- 

【あらすじ】

ーーーーー昭和31年。


過去パートの登場人物をご紹介します。





水木は過去の悪夢から目覚めると、布団ごと牢に入れられていた事に飛び起きた。


慌てた水木だが、鍵はかかっていなかった為、鬼太郎の父を連れ戻しに、ひっそりと屋敷を脱走した。


見張の目を掻い潜り、下駄の足跡を辿ると、野湯に浸かっている鬼太郎の父を見つけた。




鬼太郎の父は河童と話しており、水木はその存在を何となく感じたものの目には映らなかった。


水木は、今日お前を解放してもらうように頼みに行くところだった、それまでは大人しく隠れていろ、と鬼太郎の父に言い募る。


鬼太郎の父は湯から上がり、先祖の霊毛で編んだ組紐を手首に巻き付ける。


鬼太郎の父「はよ行け」


そして、水木の願いに渋々了承して彼を追い払うと、河童に対して言葉をかけた。


鬼太郎の父「失礼しました。とんだ邪魔が入りましたな」


一方の水木は森を抜けようとした時、目の前の建屋の2階の窓から、白髪の男性を見かけた。


あれは誰だと疑問に思った途端。


沙代「あれは、叔父の孝三です」


そう、背後から声がした。


振り向くと、そこには森の中に佇む龍賀沙代がいた。




孝三は禁域に立ち入った事で、心を壊してしまったと沙代は語った。


水木が禁域?と疑問を呈すと、沙代は湖の先に浮かぶ大きな島を示した。


沙代「あそこは禁域とされているんです」


そんな話をしながら家屋が立ち並ぶ道を連れ立って歩いている水木と沙代を、下着姿の丙江は宿屋の二階の窓から見つける。


酒を煽りながら可笑しそうに笑っている丙江に気づかない沙代は水木に頬を染めて尋ねた。


沙代「そんな事より、東京の話が聞きたいですわ」


水木は沙代に東京の?と問うと、銀座のパーラーに行った事があるか尋ねられた為、肯定した。


水木「クリームソーダを喫しました」


それに対して、沙代は憧れを募らせたので、水木は続けた。


水木「今度、時弥君と一緒に東京へいらっしゃい」


それに対して、沙代は意を決したように返す。


沙代さん「私、あなたと行きたいですわ」


水木が少し驚き、声を詰まらせた時、通りがかった車が停まり、沙代の父親である龍賀克典が降りて、二人を揶揄った。


克典「なんだ、もう勝手に仲良くなっているのか」


父親に揶揄われてバツが悪くなった沙代は逃げるようにその場を去り、一方の水木は決してそんな事は無いと克典に慌てて話す。


そんな水木に対して克典は機嫌が良さそうに、場合によっては龍賀の名と共に本当にくれてやると言い、ちょっと話があると誘った。


克典に連れて行かれた龍賀家の屋敷の一室で、水木は先ず鬼太郎の父の解放の許可をとった。


克典は快諾しつつ、良品のウィスキーをすすめながら、時麿殺しは身内の犯行と見ていて、時弥がいる長田家が一番怪しいと語った。


そして、懐からラベルにMと書かれた飴色の瓶を取り出した。


克典「やはり知っておったか」


水木の反応を見て、克典はMの話を続けた。



龍賀製薬を政財界に名を轟かせた薬品、Mの製品にする工程は東京で作っているが、原液は哭倉村で作られているらしい事、社長の自分はよそ者扱いで原液について全く知らされていない事、このままでは会社が自分の手から奪われてしまう。


だから、水木に探って欲しいと葉巻を手渡しながら、懐柔してきた。


水木は了承し、葉巻で煙を吸うと咽せてしまい、それを見て克典はニヤニヤ笑いながら去って行った。



克典と別れて外に出た水木は、怒りを露わに手渡された葉巻を湖に投げ捨てようとした。


水木「ちくしょう!馬鹿にしやがって!」


しかし、水木は思い留まり、自分の会社の社長にもMの正体を探って来るように頼まれていたので、気持ちを切り替えた。


すると、水木は目の前に広がる湖に浮かぶ一隻の小舟で、鬼太郎の父が禁域に向かって行くのを発見し、目を疑った。


水木は、慌てて後を追いかけようとするも上手く漕げず、見かねて声をかけてきた謎の少年を上手く煽てなんとか禁域にたどり着いた。


島に入った途端に始まる耳鳴りを無視して、下駄の足跡を頼りに森へと足を踏み入れると、鼻血が出てくる程体調が悪くなり、更に恐ろしい何かに襲われそうになった。


水木「何だここは!」



絶対絶命のその瞬間、鬼太郎の父が登場!


鬼太郎の父は水木を背負いながら小舟へと向かい、組紐やリモコン下駄を駆使して水木を守った。


謎の少年がいる小舟に乗り込むと、どこからともなく現れた河童の力をかりて、ぐんぐんと禁域から離れて難を逃れた。



無事に助かった水木だが、とても混乱していた。


その一方、鬼太郎の父と謎の少年は平然としており、謎の少年は「流石幽霊族、顔が広い」と旧知の中である事をのぞかせた。


すると、村人達が丙江様が!と騒ぎ出した。


彼女は背の高い木の天辺に突き刺さって亡くなっていた。


それを見た鬼太郎の父は、「人間の仕業とは思えない」と言うと水木はこの村はどうなっているのか、鬼太郎の父は幽霊族とは何なのかと、取り乱す。


鬼太郎の父は水木に対して、禁域で見たのは妖怪であり、自らは人類誕生以前に栄えていて、かつて地上を支配していた種族であると語った。




水木「妖怪だと!」


そうして、キャパシティオーバーになってしまった水木は倒れ込んでしまった。




感想-哭倉村•続く事件- 


やっぱり鬼太郎の父(目玉の親父)はお風呂が好きなんですね照れ




制作側も、鬼太郎の父=目玉の親父の印象を強める為に、ここは外せないとわざわざ野湯のシーンを作ったのでしょう。


ここで河童から情報収集して、その結果禁域に向かったのかなと思いました。


あと、「はよ行け」の台詞は、飄々とした鬼太郎の父らしさが出ていて、好きだと思いました口笛


このシーンでこの台詞を聞いた時は、さっさと去れと言う感じがありありと伝わってきて印象的でした。


更に、同じ台詞をラストでも言うのですが、その時のニュアンスが違うのです。


それは鬼太郎の父と水木の関係変化だと思われます。


声優さんの技術力の高さによって、同じ台詞でも受け取り方が全く違って聞こえて、更に印象的な台詞になりましたおねがい


そして、先祖の霊毛で編まれた、黄色の組紐が出てきました!


これが禁域でのバトルで活躍する武器になったのには驚きましたびっくり


そして、水木が孝三を見かける直前のシーン。


初見では、隠れ妖怪がいるのを知らなかったので、老婆の様な人が急に現れて消えたのに、意味がわかりませんでした。


しかも、何故こんな所に老婆が?と思っていました。


そして、急に後ろから沙代に声をかけられるたシーンで、何故彼女は森に居たのかと、まさか水木を探して彷徨っていたのかと、沙代に恐怖を感じましたガーン


え?この森、老婆や沙代が謎に現れて怖すぎると思いました。


まぁ、老婆は納得したのですが。


そして、最初は気づかなかったのですが、孝三が白髪である理由。


年齢的な事もあるかもしれませんが、ラストに水木が白髪混じりになる事を考えると、禁域の影響だったのではないかと思いました。


そして、沙代が水木に対して積極的にアピールするのも、初見では腑に落ちませんでした。


急展開すぎるし、無理矢理だよなぁと思っていたのですが……物語が進んだシーンで明かされる彼女の境遇を考えると納得できました。


そして、克典との密会シーン。


私はタバコが苦手なので、葉巻のシーンのやり取りで、何故水木は咳き込んだのか、何故馬鹿にされたのかイマイチ分かりませんでしたえー


そこで調べてみると、葉巻はフィルターがない為、煙がダイレクトに喉に入ってしまうので、肺には入れずに噴かす方法で楽しむそうです。


しかし、水木は目一杯肺まで吸い込んでしまい、咳き込みました。


つまり、葉巻と言うお高い趣向品の吸い方を知らなかったのを、克典は言外に揶揄ったという事でした。


そして、馬鹿にされる事が大っ嫌いな水木は葉巻を捨てようとするも、結局は顔に葉巻を近づけた後で懐に仕舞います。


どうも葉巻は香りを楽しむものでもある様ですキョロキョロ


つまり、顔に近づけたのは、ニオイを嗅いでいたのかと納得しました。


そして、風味はかなり落ちるらしいのですが、再使用が出来るそうです。


だから投げ捨てようとした葉巻を仕舞った水木を見ると、上流階級に強い憧れとコンプレックスを持つ、裕福でない水木の心情が現れているのかなぁとおもいました。



そして禁域では、鬼太郎の父が大活躍でした爆笑



特に、履いている下駄を飛ばして自分の意思で動かす事の出来る「リモコン下駄」は、鬼太郎と同じ技を使うんだ!と思い、見ていて楽しかったです。


そして、まさかの第二の殺人事件。


ここで、流石に殺され方が異常だと気づかせ、より怪奇現象を強調させていました。


私は良く木の天辺にいる丙江に気づいたと思いました。


私なら行方不明でも、あんなに上の方を探さないから、気づかなかったと思いました。



そして、とうとう明かされる、妖怪と鬼太郎の父の種族について、水木は倒れてしまいます。


でも、振り返ると、しょうがないかと思いました。


朝起きたら牢屋にいて、野湯に浸かっている鬼太郎の父を探しに森に入り、取引先の社長と密談をして、禁域に入って命を落としかけ、殺人現場を見た後に、目の前の人物が怪奇現象を真面目に語る。


すごい一日ですよねびっくり





以上、ネタバレありの劇場版「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」の感想でしたー!

ご覧頂き、ありがとうございました。ではでは、また次回も是非お越し下さい!