こんばんは、ミチコです。
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今回は劇場版SPY×FAMILY CODE:Whiteのネタバレありの感想を語りたいと思います
本記事で使用している場面写真は下記より引用しています。URLは文字数制限の為省略します。
ネタバレなしの感想はコチラをご覧下さい↓
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ネタバレなしの感想
⚠️劇場版SPY×FAMILYのネタバレにご注意下さい。
振り返りと感想-旅行計画-
【あらすじ】
世界各国が情報戦を繰り広げる時代。
西国(ウェスタリス)の敏腕諜報員(エージェント)である<黄昏>(たそがれ)は東国(オスタニア)のパーティ会場に潜入していた。
彼は高い変装技術と演技力で、任務を完璧に遂行した。
ロイド「仕事は完璧に果たして見せます」
★☆★☆★☆
薄暗い倉庫内、東国の凄腕の殺し屋である<いばら姫>は、西国に肩入れした人間を追い詰めた。
※アニメSPY×FAMILYの場面写真
ヨル「息の根止めさせて頂いてもよろしいでしょうか?」
彼女は人並外れた身体能力で、対象を始末した。
★☆★☆★☆
黄昏といばら姫は仕事を終え、ロイドとヨルとして、二人の自宅に帰る。
そこには、義娘のアーニャと、愛犬のボンドが2人の帰宅を出迎えた。
ロイドは先程のスパイの仕事を心の中で振り返っていると。
アーニャ『スパイ、かっこいい!わくわくっ』
ロイドの心の声を聞き取ったアーニャは目を輝かせる✨。
しかし、アーニャのその輝きは、長くは続かなかった。
ヨルが夕飯にオムライスを作ると提案した途端、不安な映像がアーニャに流れて来たからだ。
その映像は、ボンド•フォージャーが未来予知した内容であり、読心術(テレパス)の能力者であるアーニャが読み取った為だった。
アーニャは家族の危機を察知し、すぐに対策に乗り出す。
アーニャ「アーニャ、父の作ったアレが食べたい!」
ロイド「ん?ピザか?」
アーニャ「そう!それっ!」
そうして、家族の危機を乗り切ったアーニャ。
彼らは今日も仮初の家族として暮らしている。
※アニメSPY×FAMILYのエンディングイラスト
★☆★☆★☆
アーニャ「ちょーりじしう?」
ヘンリー「そうだ。アーニャ•フォージャー。我が校伝統のお菓子作りの実習だ」
アーニャの通うイーデン校では、今後行われるお菓子の調理実習の説明が、担任のヘンリー•ヘンダーソンによって行われていた。
ダミアン「何も知らねーんだな。おまえは。ほんとにバカだな」
ベッキー「別にいいでしょ。おいしいお菓子さえ作れれば。ね?」
アーニャ「アーニャおかしすき」
エミール「食べるんじゃない。作るんだぞ。分かってんのか?」
出っ歯のダミアンの友人(取り巻き)のエミール•エルマンの言葉に、髪の毛が上に高いダミアンの友人(取り巻き)ユーイン•エッジバーグが続く。
ユーイン「どうせ庶民の菓子しか作れないだろうけどな」
ダミアン「バカ。そもそもこいつが人間が食えるものを作れるわけないだろ」
ユーイン「その通りですね。ダミアンさま」
エミール「ですよねー」
その言葉達を受けて、アーニャの怒りのボルテージが上昇する。
アーニャ「じなん、くそやろう」
ヘンリー「ノットエレガント!私語は慎め」
アーニャ「おこられた。じなんのせい」
ダミアン「うっせー、てめえが……」
まだ騒ごうとする、アーニャとダミアンにヘンリーの鋭い眼光が光る。
そしてヘンリーは、調理実習の優勝者には、<星>(ステラ)が授与される可能性があると説明を続けた。
そんなやりとりを学校の屋根上から盗聴していたロイドは、アーニャの調理実習を成功させる決意をする。
※アニメSPY×FAMILYの場面写真
ロイドは審査員が校長である事を聞きつけ、彼の好みのお菓子を作ることに。
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東国にある西国の情報局対東課<WISE>(ワイズ)にロイドが入ると、管理官であるシルヴィア•シャーヴィッドが出迎えた。
シルヴィア「こんにちは、あるいはこんばんは。エージェント<黄昏>」
そして、彼女はロイドに対し、現在進行中のオペレーション<梟>(ストリクス)から外れて、新たな潜入捜査を命じられた。
オペレーション<梟>とは、東国の要人であるダミアンの父親に接触する為に立てられた作戦の事。
ダミアンの父は非常に用心深く、難易度が高い任務である。
ロイドは引き継ぎ相手では力不足であると反論するが、シルヴィアは本国の決定だと告げた。
それに対し、現場と本国の齟齬に怒りを表すロイドに、シルヴィアは反論材料が足りなかったと言う。
なんとしてでもステラ獲得を目指すと決意したロイドは、<WISE>を後にした所で、一人の女性と会う。
彼女はロイドのスパイの後輩、シルヴィアが変装した姿だった。
彼女はロイドに恋心を寄せていて、常にロイドの妻の座、つまりヨルのポジションを狙っている。
その為、ロイドに自分の方が適任だとアピールするものの、素気無くあしらわれてしまう。
★☆★☆★☆
一方、その頃。
ロイドの妻であるヨルは、同僚の先輩達に連れられて屋上で休憩をとっていた。
そして、ロイドとフィオナのやり取りを遠目から見てしまい、ロイドの浮気を疑う。
そんな中、先輩の話は浮気の話題に。
仕事や出張などと言い外出や外泊が多くなる、服装が変わる、急にプレゼントする、これが浮気三箇条だと先輩達は口々に言った。
そこでヨルはロイドが自分との離婚を望むのではないかと、一抹の不安を抱きながら、帰路に着く。
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ロイドはオペレーション<梟>を外れる事で、仮初家族が解散する事に一抹の寂しさを感じた。
少しでもオペレーション<梟>の進展を示して任務継続を交渉する為、ひいては世界の平和を守るために、アーニャが調理実習で<星>を獲得する為にロイドは動き出す。
アーニャが調理実習の話をロイドとヨルに振ると、ロイドは審査員長を務める校長の好物である“フリジス地方”の伝統菓子、メレメレを作ることをアーニャに提案し、本場の味を確かめに外泊しようと誘う。
そんなやり取りを聞いていたヨルは、浮気の三箇条「仕事や出張などと言い外出や外泊が多くなる」を思い出し、ロイドの浮気を疑う。
しかし、ロイドはヨルを含め、家族皆んなで食べに行こうと誘った事で、ヨルの動揺は少しおさまった。
ロイドの提案にアーニャとヨルは快諾。
以前のネタバレ無しのブログでも語りましたが、今回の劇場版はSPY×FAMILYらしさが詰まった作品です。
SPY×FAMILYらしさとは、子供から大人まで楽しめる要素を持つ事、仮初の家族が描くヒューマンストーリー、各キャラクターの能力を活かしたアクション、アーニャの可愛い言動です。
劇場版のストーリー構成は、前半に家族を丁寧に描き、後半でアクションシーンを詰め込んでいる、非常に分かりやすい構成でした。
分かりやすい反面、複雑さや伏線が薄いので、1回の鑑賞で充分満足できる作品でした。
今回旅行計画パートでは、スパイファミリーの前提ストーリーの解説と、前半の家族の絆に関係する問題が勃発しました。
この家族の問題は2つ起こっています。
1つ目がロイド目線で描かれる「家族解消」の危機です。
ロイドが次の任務に従事する為には、オペレーション<梟>の任務遂行の為に作った仮初の家族を解消する必要があります。
ロイドはオペレーション<梟>の離脱を命じられた際、家族の解消に躊躇いを感じており、解消したくないという気持ちも芽生えている様でした。
初期からは考えられない葛藤が、物語序盤から上手く描かれていました。
ロイドにとって仮初の家族は、
オペレーション<梟>を遂行する手段でしたが、解消しない為にオペレーション<梟>の任務を続けたいという目的に変わっているなと感じました。
2つ目の家族の問題は、ヨル目線で描かれる「離婚危機」です。
ヨルはアーニャがロイドの養女である事実を知らない上に、ロイドとの婚姻も恋愛関係でなく、契約結婚に近いものでした。
従って、ロイドに想い人が出来れば、離婚されると思い込んだのです。
ロイドと違い、ヨルの勘違いはちょっと強引な感じがしますが、まぁそこはご都合主義が持ち味のSPY×FAMILYですので、アリな展開かなと思いました。
以上、感想でした。
ご覧頂き、ありがとうございました。
ではでは、また次回も是非お越し下さい!
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(後日投稿予定)
ネタバレありの感想その2