こんばんは、ミチコです。


過去記事でイイネとフォローして下さった方、本当にありがとうございます!


口コミで人気拡大中の映画「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」をご覧になりましたか?



参照先:劇場版ゲゲゲの鬼太郎公式X
(閲覧日:2023/12/10)


私もブログで複数回取り上げています↓


    

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今回の記事では、ネタバレありで感想を語ろうと思いますウインク


ネタバレOKだよと言う方は、本記事をご覧ください!


⚠️ネタバレにご注意ください。


映画の話をする前にゲゲゲの鬼太郎についての話をします。 




「ゲゲゲの鬼太郎」は漫画家水木しげる先生の代表作であり、妖怪のイメージを世間に浸透させて「妖怪漫画」というジャンルを確立させた、日本で一番有名な妖怪漫画です。


主人公は墓場から生まれた幽霊族の少年の「鬼太郎」です。


そして、彼の傍らには「目玉の親父」と呼ばれる鬼太郎の父親がいます。




「鬼太郎」のシリーズは、 1954年の紙芝居から始まり、漫画、アニメ、映画、小説、ドラマ、ゲーム、舞台など、半世紀以上に亘って様々な関連作品が作られ続けています。


初期は「墓場鬼太郎」のタイトルで、アニメ化に伴って先生の子供の頃の愛称「ゲゲ」を用いて、「ゲゲゲの鬼太郎」と改名されました。


アニメゲゲゲの鬼太郎は1968年から2020年に渡るまで、6つのシリーズ作品が製作されており、シリーズ毎に世界線が変わる、パラレルワールドに近い表現です。


第1シリーズ(1968〜1969年)と第2シリーズ(1971〜1972年)は同じ世界観で描かれており、エピソードの被りがありません。


第1シリーズは怪談調で怖い話が多いですが、キャラクターの魅力がたっぷり詰まった作品です。


一方、第2シリーズは社会派で、世相を反映させた作品となっています。


そして第3シリーズ(1985〜1988年)は心機一転。新規シリーズとしてリニューアルされてます。


その為、原作「地獄篇」とアニメ第3シリーズの地獄篇のみ、鬼太郎は幽霊族の父と人間の母との混血で描かれています。


また、ヒロインゆめこちゃんの登場や、オカリナを武器にしたりと、アクション性の高い作品となっています。


この第3シリーズは大ヒットとなりました。


第4シリーズ(1996〜1998年)も、再度リニューアルして、ダークな新しい世界観で、怪談調になりました。


第5シリーズ(2007〜2009年)はアニメ化50周年の記念作品です。


内容は妖怪と人間の共存にスポットを当てた明るめの話で、妖怪横丁やヒロイン格になった猫娘が登場したシリーズです。


第6シリーズ(2018〜2020年)は水木しげる生誕100周年の記念作品です。


このシリーズは怪談調であり、世相を反映させた話です。


そして今回の映画は、第6シリーズをベースにした前日譚となっています。




次は映画の前提となる内容を述べます。 



今回のタイトルにある「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」とは何なのか


この謎について、実は既にアニメ版で回答が出ています。


今回の映画は、問いかけと回答が分かった状態で、回答に至る為の過程は何か?を表した物語です。


⚠️あくまでも私が感じた謎の解釈についてです。


問1:鬼太郎はどの様に誕生したのか?


答1:土葬された母親の墓場から誕生した。



これは「墓場鬼太郎」の頃から一貫した設定です。


亡くなった鬼太郎の母を水木(映画の主人公)が埋葬します。


そして、墓から立ち去ろうした所、鬼太郎が誕生します。


鬼太郎の母は幽霊族なので、亡くなっても子供の鬼太郎は生まれる事が出来ました。


なお、映画ではエンドロールからエンドロール後にこの内容が描かれていますウインク




問2:鬼太郎の父は何故目玉の親父になったのか?


答2:鬼太郎への想いが強く目玉の妖怪として生き返った。



かつては重い病で命を落としましたが、赤ん坊だった鬼太郎への想いが強く、目玉の妖怪として生き返りました。


これも「墓場鬼太郎」の頃から一貫した設定ですが、「重い病で命を落とした」までの過程は一切原作で触れていません。


「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」の本編は、その過程を描いた作品になりますおねがい


なお、目玉の親父となるシーンは、映画ではエンドロールに描かれていますウインク



問3:鬼太郎は何故人間を助けるのか?


答3:鬼太郎が人間(水木)に助けてもらった事への恩返し。


第6シリーズの第1話で、以下の内容が語られています。


人間の少女「目玉の親父さんと鬼太郎は、何で人間を助けてくれるの?」


目玉の親父「鬼太郎が赤ん坊の時な、水木と言う青年に助けてもらったんじゃ。だから、その恩返しみたいなもんじゃ」



では、次回からはこれらを踏まえて映画本編について語ります。


(文字数制限がきてしまいましたえーん)






ご覧頂き、ありがとうございました。

ではでは、また次回も是非お越し下さい!