先日、急に夜中に咳き込みが止まらなくてずっとゴホゴホ苦しんでたことがあったのですが、隣で寝ていた8歳の三男が起きて、無言で私の背中をさすってくれました…

その優しさが嬉しくて嬉しくて。
こんなに優しい子に育ってくれていることを母に報告したい気持ちでいっぱいになりました。
実はそのむせこんでいた時、無意識に母の顔が頭に浮かんでいたんです。
でも母はいない…
悲しいなぁ…
と思いながらむせこんでいたタイミングで、
母ではないけど、
代わりに小さな手の息子が背中をさすってくれた…
夜中なのに、起きてくれて…
涙が出そうになりました…

今日で「あの死にかけた日」から2年が経ちました。壮絶な経験をして、色んな後遺症に悩まされながら地獄のような2年でした。
今もまだ辛いことが多いです。
何も認められないまま時間だけが過ぎていって、まるで何もなかったかのような対応をされて…
全然気持ちが報われないまま
ただ、これが自分の運命だったんだなと、悔しくても現実を受け止め進んでいくしかなくて。
でも、この経験があったからこそ健康に生きていられることやいのちあることがどれだけありがたいことだったのか気づくことができたし、もうこれ以上苦しむことがないように、と、自分のことを大切に守れるようになれました。
いまは、辛い中でも小さな楽しみを見つけながら前を向いて進むことができるようになっていることをかんじています。
もうすぐ桜が咲きそうですね。
数年前は桜が咲く季節が辛くてたまりませんでしたが、いまは桜が咲くのをとても楽しみに思えるようになりました
