神戸にて。貞松・浜田バレエ団、特別公演 創作リサイタル24を観る | 渡部倫子のブログ

渡部倫子のブログ

競技チアダンス、コンテンポラリーダンス、モダンダンス専門の渡部倫子の日記です。



やってまいりました!

神戸





晴天!

ここ
神戸には

これを観に参りました。

121009_164219.jpg



お友達の
瀬島五月さんが、
全プログラムに出演するというので

それは
是非!

と、

東京から足を伸ばした次第です。





神戸は
初めて来たんですが、

札幌に似ているなあと思いました。


東京が好き。

と思い込んでいただけで

私には
この
神戸の街のペースが合っている。


気づいたのです。


いや、

もう
自分が東京で踊ることにまずは全力、
次には、体幹セミナー3つを受講する気合い、
そして神戸は
公演が観れたらいいということのみで

観光を楽しもうなんて予定はさらさらなく

前日の夜分
行き当たりばったりで飛び乗った新幹線が
ちょうどいい具合に
神戸に着いた夜半。

初めて
せじちゃんに

あのう、
神戸で開演前に行くとしたら
観光スポットはどこかしら??

などとメールで
問い合わせる始末。


本番前日に、なんてことと思いつつも
ノープランなもんで、
ほんとにすみませんでした。


そしたら
ほんとうに丁寧に親切に

時間があったら
北野異人街地区へ

神戸駅付近なら
港の方がいいと思うと、
などなど、

教えていただきました。



それで、
痛む脚にシップをして、
消炎鎮痛剤を飲み

ちょっとふらふらっと

訪ねてきましたが、


その報告はまた後日。








さてさて
お目当ての公演です。

第1部

動物のカーニバルで
せじちゃんは

カッコウの役。

森の中で
ちょっとおすまししてる
カッコウの役を、
武藤天華さん、大門智さんと、
すごいきっちり踊っていました。

ここで、
思わず
感動して、涙。


いや、この方
そういえば
バレエ団のトップダンサーであり
日本の大物ダンサーだったんだ。

と、
涙。


きっちり踊るのは
ダンサーとして当然ではありますが、

こういう瀬島五月さんの姿を
私は
今まで観た事がなかったんですよ。

考えてみれば、3度
共に踊らせてもらっておきながら

それはないだろうと涙。




動物のカーニバルは
子供受けするネタが
工夫されていて、
それがたくさん盛り込まれていて
サービス満点

とくに
亀役の芦内雄二郎さん、

チンパンジー役の
武藤天華さん、塚本士朗さんの熱演に
会場はわきたちます。


観せていく
魅せていく

という
公演の気合いが充分つたわってきました。




第2部は

森優貴さんの『Memoryhouse』


ドイツのニュルンベルグ・バレエ、
ハノーファー・バレエ、スウェーデンのイエデボリ・バレエを経て
ドイツ、ヴィスバーデン・バレエでダンサー/振付家として活躍してきた
森 優貴さんが、2012/13シーズンより
ドイツ、レーゲンスブルグ劇場の
バレエ芸術監督に就任することが発表されての

新作初演でありました。


レーゲンスブルグ劇場
http://www.theater-regensburg.de/


森さんのオフィシャルサイトのバイオグラフィ
http://yukimori-opaquevase.jimdo.com/biography-japanese-%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E/

森優貴

1978年生まれ。
貞松・浜田バレエ団、ハンブルク・バレエ学校を経て
ドイツを中心に活躍してきた森さんは、
ハノーヴァーで開催された第19回国際振付コンクールに出品し
「MissingLink」で観客賞と批評家賞を同時受賞。
ヴィースバーデンバレエ/トスタンツカンパニーへダンサー兼専属振付家として移籍。平成19年度(第62回)文化庁芸術祭新人賞受賞。
2008年5月には東京セルリアン能楽堂で能とダンスのコラボレーション公演
「ひかり、肖像」の演出、振付 を担当し、
バレエダンサー酒井はなと重要無形文化財(能楽総合)指定保持者・津村禮次郎と共演。
2008年「週間オン★ステージ新聞」よ り新人ベストワン振付家賞。

「ひかり、肖像」の動画
http://youtu.be/y_NbWtYDigg


日本人がドイツのバレエ団の芸術監督に就任する時代になりましたが、
そうはできない偉業だと思います。

まだ若く振付家・ダンサーとしても
大きな活躍を見せている森さん。

当日は

この公演が
平成24年度芸術祭参加ということもあってか
数多くのダンス界の著名人のお顔もみかけました。

最後は

イリ・キリアンの
6DANCE 

この日のハイライトでしたね~

ほんと
キリアンはすごい

そしてこれを
踊りこなす
貞松。浜田バレエ団のみなさんは

ほんとにすごい!!


まさに感動でありました





せじちゃんと、行き違っていて
連絡が遅くなったにもかかわらず、

私には前から3列目のど真ん中という
極上の席を用意してくださっていました(感涙!!)


時間が経ってしまいました。
せじちゃんには、
何度も何度も
いろいろ伝えたかったこともありましたが


この舞台を観て
すべて
昇華できました。



楽屋へたずねてパチリ。



ほっぺにほくろのままの
撮影顔も姿も、
キリアンの
ユニークなキャラそのものですね~~笑


ほんとにいい踊りでした。

この公演の
3作品すべてに
熱演し

汗ひとつかかず、
さらりとこの余裕。


せじちゃんは
ほんもののプリマダンサーだと
改めて気付き、


たかが10分弱のもので
どっか痛くしたなんて言ってる
私が

ちっぽけに思えてきました。



外へでて
ゆっくりと

神戸駅から港の方へ。





ふんいきばっちりで、
これまた

ひとしきり
感心!





歩く猫までが、

おしゃれに思えた
神戸の夜。


さて、
実は、

この昼間に

ちょっと驚きの行動を取ったというか

展開になった

私でしたが、、、、


これは


次の
神戸旅行記にて。。。

せじちゃん
みなさん
お疲れさまでした。

次は
新国立劇場の
くるみですね。

きっとまた私
観に行きますよ~~笑




よかったら1クリックお願いします。

にほんブログ村

ペタしてね読者登録してね