食べる気がしない日。
やたら食べたくなる日。
そんな食欲の波を、
感じたことはありますか?
検査をしても、
とくに異常はない。
それなのに、
食欲だけが波打つことがあります。
それを
「最近そういう時期だから」
で済ませていいものでしょうか?
東洋医学ではこれを
「脾(ひ)」の乱れのサイン
と考えます。
※西洋医学的な脾臓と、
中医学でいう《脾》は
同じものではありません。
脾は、消化吸収や、栄養を
身体に巡らせる働きを担う
臓腑として捉えられています。
五臓の中で脾は「思」という
感情と深く結びついています。
中医学には
「思傷脾│しはひをそこなう」
という言葉があります。
考えすぎることが脾の働きを
弱らせる、という中国古来
からの知恵です。

考えごとでいっぱいの時、
私たちは、お腹の声が
聞こえにくくなります。
今日は、食べる前に
一呼吸だけおいてみてください。
そして心の中で、
静かに聞いてみます。
「今の私は果たしてお腹が
空いているだろうか?」
今日の薬膳は「山芋」。
山芋は昔から、
胃腸をやさしく整えてくれる
食材として親しまれてきました。
すりおろしてご飯にかけるだけ
手軽に取り入れられます。
答えがはっきりしないとしたら、
それだけ考えごとが多い
のかもしれません。
今日の小さな養生は、
考えることを
少し休ませてあげること。
無理に手放そうとするほど
かえって頭から離れなくなります。
気づくだけで、
考えは少しずつ静かになり、
脾も楽になっていきます。
※体調に不安がある方は、
まず専門機関にご相談ください。
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田中道子
国際薬膳師|yoginiセラピスト
Sankara式腸占い™
望診×腸もみ×経絡×内観×季節
お腹と自然のリズムから読み解く
『腸から読み解く人生の取扱説明書』
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