イギリスがやかましい。どうやらEU残留に落ち着きそうである。それはそれで結構。しかし以前から私には思うところがあった。それについて述べる
日・米経済の強力化、肥大化に、じり貧のヨーロッパが一つにまとまらなくては対抗できない、という危機感がECを結成させそしてEUを推進してきたはずである。それについては、私の考え及ぶところではないし、語るつもりもない。私が気になるのは、違う国家、民族が本当に融合、一体化できるものなのか、ということだ。
人類の歴史の中で言葉が生まれ、同一言語による民族集合体が出来ていった。そしてローマ帝国がヨーロッパの統一を成し遂げた。それが滅んだのは、外敵によるものではない。それぞれの地方、地域が自主独立を望んだからである。
私は想う。EUの実験が、もし、一度は成功したとしても、やはりまた、いずれは元に戻るであろう、と。
(おことわり 於・6・24・18・50)
上の記事は開票前の予測の上でのものでありました。結果は違うものとなりましたが、私の言い分に何ら影響するものではありません。