中南勢音頭通信 (しょんがいの巻)4 | 私が言っては遺憾会(中南勢音頭通信)

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当時私は仕事でたまに伊賀のほうへ行くこともあり 運転中はラジオを聞いていました、で スイッチを入れた途端 @‘+*・・これはちょんがれですね、・・・、この時私の中に電気が走りました、「しょんがいや!!」、 すぐに話題は変わり まさに一瞬のことでしたが 決してはがれることのない言葉が自分の中に焼き付きました、もちろん初めて聞く言葉です、しかし私の嗅覚はこれがしょんがいと同等であることを理解していました、

 

NHKのたぶん水曜日の夕方の民謡番組 案内は竹内勉、国会のある時は無し、大相撲のある時も無し、実際ほとんど聞く機会もなく、ごくまれにそれも偶然にこんな風に耳にするていどでありましたが しかしそれでもこの解説者の耳の確かさ、知識、資料、情報の質の高さ、量の多さに舌を巻くには十分でした、さっそく調べてみればよいのですが、当時まだインターネットなどというものはなく、もちろん我が家にパソコンもなく、まだまだ壮年であった身であって仕事も忙しく 薄れることのない記憶として持ち続けること数年、ン、十数年かな、偶然古書店で見つけたのが「日本浪曲大全集」(キングレコード・廃版)、室町京之助氏講ずる解説書の中に、ちょんがれ、ちょんがり、の名前を見つけたときはアディショナルタイムに決勝点をけりこんだ気分でした