久しぶりに顔を合わせて、ランチを食べながら、思っていることを話す。
ただそれだけのことだけれど、
豊かだなぁと思う。
どこか風光明媚な観光地でもないし、
インスタ映えするスポットでもない。
たとえばそれがどこかの路地裏やファミレスであったとしても、会えば安らいで、他愛のないことを話し、笑い合う。
なんて幸せな時間なんだろう。
そんな風に過ごせる時間が、相手があることが、
豊かだなぁだと思う。
窮屈な日々を重ねて、ようやく取り戻した時間。
豊潤な刻が体の隅々まで行き渡る。
今夜もよく眠れそうだ。
お土産にいただいた絵葉書
一枚一枚違う絵を、一人ずつ選ばせていただいた
この女の子の、なんともいえない安らいだ寝顔に心惹かれた
絵には物語がついている
今味わっているこの豊かな時間は、
膝の上にやってきた一角獣のようだと思った