SG第70回ボートレースダービー優勝戦の感想です。



優勝は1コースから逃げを決めた峰竜太選手。

安定感、そして冷静でしたね。





それでは、



若干、3コース桐生順平選手がタイミング遅れる。





1コース峰選手は他艇より伸びる。

スタートでレバーを握り込んでから1マークまでスムーズな回転の上がりでした。行き足良かったですね。





1周1マークの展開。

スタンダード展開でしたが、通常レースよりスピード、ボートの向き、またスピードに対してのターン半径など、かなり上回るテクニックだったと思います。



1コース峰竜太選手は逃げ。

2コース山口剛選手は差し。

3コース桐生順平選手はまくりかまくり差しで攻める。

4コース吉田裕平選手は差し。

5コース茅原悠紀選手はまくり差し。

6コース馬場貴也選手は最内を差す。





やや遅れた位置から桐生選手(赤)のまくり差し。

2コース山口選手は引き波に入ってしまった。

やはりモーターの仕上がりの良い1コースの場合、隣の2コースの走りは難しいとあらためて感じました。





桐生選手の渾身のまくり差しは、入ったかに見えましたが、峰選手のターン出口は流れなかった。

峰選手が流れない完璧なターンの中、4コース地元吉田裕平選手は引き波の中を実に素晴らしいハンドルとレバー操作で引き波を乗り越える事ができた。



また多くのファンの方は、5コース茅原選手のまくり差しを期待、その期待通りまくり差しを狙うもターン中期から後期にかけてボートを浮かせてしまった。吉田選手のモーターが良かっただけにその上をまくり差しのは難しく結果的に風圧を感じたようになりました。



そこを冷静に馬場選手が最内を差す。今シリーズはいつもの仕上がりとならない中、テクニックによって優出、そして、最後まで諦めないターンは今後に繋がる走りになると思います。流石でした。



優勝した峰選手、今シリーズはターンにおいて安定感を感じました。ターンに入る時からハンドルを入れ終わるまで体の左側の軸がしっかりしていた事が要因の1つであり、すごく印象的でした。



2位の桐生選手、特に1周1マークのハイレベルなまくり差しは場内を始め、映像でご観戦の皆さまを熱くさせたのではないでしょうか。優勝戦を大いに盛り上げました。今後の走りがさらに楽しみです。



3位の吉田選手、26歳の若さで地元SG優出は立派だと思います。1周1マーク引き波の中を流れずにバックストレート良い位置に付けた事は今後の走りに良い影響を与えると思います。今後の走りにご注目ください!



一節間、ありがとうございました。



引き続き、ボートレーサーへのご声援、

そしてボートレースをよろしくお願いします。



さて、本日は20時からボートレースウィークリー!

お時間合いましたらよろしくお願いします。


コチラから!



それでは また…     植木通彦