おはようございます。



日曜日のボートレースは、三国でGⅠ、多摩川でオールレディース、江戸川でルーキーシリーズなどをはじめ、全国13場で開催されます。



昨日ボートレース三国では、最終レース70周年にふさわしい豪華メンバーによるドリーム戦でした。



地元の今垣光太郎選手が1コースから逃げを決め、見事人気に応えました。



それでは、ドリーム戦のレースで三国の特徴を少し書きたいと思います。私のレース経験で感じた事です。



走る上での特徴は、淡水場で、ハンドルを入れた時の反応が大切で、コース設定から1マークまでのホームストレートのコース幅が広い印象を持っています。





6艇の間隔は、他場と比べてストレスが少ない。

この間隔の広さはレース内容に影響を与えます。



例えば、センターやアウトコースからまくろうと思っても、1マークまで距離があるので、まくる途中で内側コースが先に1マークをターンするイメージです。



逆に、この特徴の中でまくりが決まればモーターの仕上がりは順調と思って良いのではないでしょうか。





3コースがまくる傾向にあるボートレース、2コースとの間隔は他場より広いため、ターンマークに対してあまり手前過ぎた位置でハンドルを大きく入れてしまうと、1マークまで距離があるので内側に寄って行く感じになります。



2コースは3コースのまくりの引き波に入らないように1コースの内側に差しを決めようとするレーサーが多いので、この辺りのハンドルを入れる位置や量を瞬時に判断していることを知っていただけたらと思います。





内側コースに対して、ボート自体を内側に向ける事は大事な事なんですが、あまり早い位置で向いてしまうと他艇との間隔が狭くなり、それはハンドルを継続して入れられない状態がコース幅が広いので長くなります。これはターン中期から後期に影響が出ます。



ドリーム戦は磯部誠選手が3コースでした。このまくりもボートレース三国の特徴が出たレースだったと思います。レースにもう1回はありませんが、あるとするならば、「ハンドルの入れる位置と量を」と思っているのではないかと想像します。



今回はホームストレートが広い特徴を持つボートレース三国を書きました。比較しやすいコース幅が最も狭いボートレース戸田とはハンドルやレバー操作、その操作位置やタイミングは全く異なり、それらを対応しているレーサーが現在三国を走っています。



さて、本日は開催二日目です。

お時間合いましたらご観戦よろしくお願いします。



楽しい日曜日をお過ごしください。



それでは また…     植木通彦