G1徳山準優勝第11レース、1周バックストレートの松井繁選手と白井英治選手の位置について解説します。




1コース菊地孝平選手は先マイからトップ航走!

2コース松井繁選手が差して、3コース石川真二選手のまくりに乗って4コース白井英治選手が最内を差した。





菊地孝平選手がバックストレート先頭!



続いて差した松井繁選手にすぐ内側に白井英治選手。

この時、両者は特に内側航走の白井英治選手がどれくらい伸びるかを視野に入れながら2マークへの準備をしていたと思います。直線1秒間に約20M進む中で。



おそらく先頭航走する菊地選手の航跡に対して内外への判断するタイミングを考えていたと思います。





思ったより白井英治選手の伸びはなく、その分松井繁選手は菊地選手の航跡の外側に移動した位置が若干迷い遅れたように見えました。一方白井英治選手は菊地選手がターンに入るため航跡が内側寄りとなり菊地選手と松井選手の間に僅かなスペースができ、そのスペースに絶妙なタイミングで入ることができました。





その僅かなスペースでボートのバウ先(先端)をターンマークの内側に向けるターンテクニックは素晴らしかったです。松井選手の向きも素晴らしかったです。





この辺りの攻防も見どころです。

今回はターンに入るまでの直線航走位置の話でした。



とても素晴らしいレースを魅せていただきました。



本日もボートレース

ありがとうございました😊



それでは また…     植木通彦