こんにちは。
本日ボートレース大村開催 SG第57回ボートレースクラシックは予選最終日 です!
昨日も白熱したレースが展開されました。
中でも第4レース長田頼宗選手(93期生・東京)のレースはインパクトありましたね。 ミニ解説します。
長田選手は、センターコースの攻めに1マークはやや流れてバックストレート外側航走となる。
しかし、3コースからまくり差した石野貴之選手(赤)に伸び負けない。これは僅かな時間ですが長田選手にとって冷静に判断できる時間だったと思います。
その判断は攻めでした。最内航走から伸びて2マークを先マイする寺田祥選手(青)に対して石野貴之選手が差しを判断した瞬間でした。
石野貴之選手の判断は難しかったと思います。寺田祥選手が先頭を航走する丸野一樹選手の航跡の外側、つまり石野貴之選手側に近づいた位置を航走したからです。この直線航走が2マークを面白い展開にしました。
長田選手のボートの向き角度は素晴らしく、実績あるモーターが後押しする形で2マークをトップでターンする丸野一樹選手(黒)より角度が良くなりました。
このターン後期位置で、流れるのではなく引き波を縦に乗り越えるまくり差しができるのは、ターンに入る前の長田選手のハンドル操作はもちろん、相手との距離を保っていたことがあると思います。
ターン後は、ボートの右舷側で抵抗をかけ(ブレーキ)、体でバランスを取り、そのまま流れるのではなくボートを前に進ませた。
おそらく、私の経験上ボートレース大村の2マーク付近はレーサーがレースを観戦できるスペースがあったと記憶しています。ファンの皆様はもちろん、レーサーにもインパクトを与えたレースだったと思います。
さあ、その長田選手は現在予選得点率は18位です。
予選ラストは第4レース3枠で出場されます。
どんなレースを魅せてくれるのか、ご注目を!
今回はインパクトあったレースを紹介しました。
楽しい週末を‼️
それでは また… 植木通彦