おはようございます。



ボートレース場のバックストレート、ホームストレートの特徴について書きます。



基本的に私の経験上内側航走が伸びます。それを分かった上でレーサーはレースをしていると思います。





昨日、大神康司選手が2000勝達成したレースでミニ解説したいと思います。



1コースの内側に大神選手の差しが入り内側を伸びる。



この時、必要以上に相手を意識せず外側航走しなかったのも距離を長く走らない事になり、差した後スムーズな伸びに繋がったと思います。



その内側に河野選手(黄)、関選手(緑)が入る。関選手(緑)は内側に伸びられ外側航走に位置を変え、おそらく2マークの展開を予測したと思います。結果は出ませんでしたがナイス判断だったと私は思います。





最内から伸びる河野選手(黄)を、大神選手(黒)は浜野選手(白)の動きを視野に入れながら同時に見ていたと思います。



この間、おそらく大神選手は自分の航走位置と内側航走位置を比較し、ターンの流れる予測を瞬時にされたと思います。



結果的に、2マーク内側航走の河野選手を大神選手が鮮やかに差し、動きを見られていた浜野選手は良いタイミングでまくりに行く事が出来ませんでした。



同じレース内容やその時の気持ちは2度とありませんが、バックストレートはこんな感じと想像します。



直線は1秒間に約20M進むボートレース、スタート、ターンも大事ですが、周回中そのターンに入る前の直線の航走が大事となります。私の経験上。



その意味では、SGレーサーが一般競走を走る際、それほどモーターが抜群ではなくても上位入着が多くなっていると思います。



本日もお時間合いましたら

ボートレースでお楽しみください!



楽しい週末をお過ごしください❗️



それでは また…     植木通彦