そして、
プレミアムG1クイーンズクライマックス優勝戦です。
優勝は、平高奈菜選手(愛媛)でした。
G1初制覇 おめでとうございました!
まずはコース争いですが、6枠遠藤エミ選手が4コースとなり、1コースから4コースまではスタートラインに対して助走距離が短く、5コース小野生奈選手、6コース大山千広選手はダッシュスタートを選択しました。
注目の1周1マークですが、1コース平高奈菜選手(白)に対して、2コース守屋美穂選手(黒)がまくる展開となりました。守屋美穂選手にとって3コースの平山智加選手の存在は大きかったのではないかと思います。
そのまくりに、通常攻める位置3コース平山智加選手(赤)は差しへチェンジで若干差すタイミングが遅れ、
4コース遠藤エミ選手(緑)は実に差す判断が素晴らしかったですね。
そして、5コースの小野生奈選手(青)も3コース、4コースが同じ差しとなる展開にも冷静にまくりから攻めてバックストレート好位置を航走しましたね。
また、まくり差しが期待された大山千広選手でしたが、1マーク、4コース遠藤エミ選手のテクニックにスピード持っての差しは間隙はなく届きませんでした。
2021年、頑張ってください。
さて、優勝された平高奈菜選手ですが、2020年はケガなどもあり心配されていましたが、見事それらを乗り越えての勝利となりました。
また優勝インタビューではファンの皆さんへの感謝を話されていました。
今回は、風向風速が定まらず、そして気温差もかなりあったボートレース浜名湖のレースコンディションでしたが、対応力やモーター調整力は年々レベルアップしている様に感じました。
2021年も引き続き、
女子レーサーへの応援よろしくお願いします。
以上、クイーンズクライマックスミニ解説でした。
ありがとうございました。
それでは また… 植木通彦