こんにちは。

今回は、JLC公式YouTube『ボートレースウィークリー』でご質問を頂いた中から私の経験で感じた事を皆さんにお伝えさせて頂きます。


一年の中でどの季節が走りやすかったですか?

やはりレースコンディションが安定する時期ですね。風が強く吹く季節の変わり目や気温の変動が大きい、または気温が高い時期は少し慎重になっていました。

またこの後お伝えしますが、特に全国勝率がリセットされる期始めは、今季も1着取れるかなぁなど良い意味での不安や緊張感がありましたね。

現役当時は年末SGグランプリ出場に向けてレースに取り組んでいましたので、どうしてもグランプリがある冬の方をイメージしてレースに取り組んでいました。

さて、ここからはファンの皆さんはご存知かと思いますが、少しレース推理の観点からお伝えさせて頂きます。レーサーの情報の1つに先程お伝えした勝率があります。レース推理される場合参考にされると思います。

この勝率は24レース場で若干違いはありますが出走表に全国勝率、現在勝率、当地勝率などをはじめ様々な情報が記載され無料で配布されています。もちろんインターネットでもご覧頂けます。

この全国勝率は5月1日から10月31日と11月1日から4月31日までと2期に分け成績をまとめたものであります。半年で更新されますので来季の級別決定を確定させる数字となりますので、レーサーは重要であり期末になると級別のボーダーが気になるところであります。

その様な全国勝率ですが、例えば今日の出走表に記載されているデータは、令和元年11月1日から令和2年4月30 日のレース成績が記載されています。出走表には期間なども記載されていますのでご確認ください。季節という観点からは今記載されているデータは冬の成績で気温が低い時期に強いレーサーとも言えますね。

しかし今残暑厳しい9月を考えると夏の近況の成績がほしいですよね。そこで全国勝率に加えて現在勝率や当地勝率などを活用され、全国勝率などと見比べて頂くとまたレーサーの特徴など新たな発見もあり推理を楽しくするヒントになるかもしれませんね。

レーサーの中には極端にどちらかの期の勝率が高いという事もあるかもしれません。その意味では勝率上位レーサーが参加するSGボートレースダービー、プレミアムG1レディースチャンピオンなどは一年間を通して安定した成績を上げているといえますね。

特に10月ボートレース大村開催のSGボートレースダービーに参加されるレーサーは注目ですね。

それでは また…     植木通彦